特許
J-GLOBAL ID:200903068882082350

インバータ式X線高電圧装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-216123
公開番号(公開出願番号):特開平7-065987
出願日: 1993年08月31日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 力率改善と交流入力電流の正弦波化及びインバータ入力電圧の昇圧化により、電源設備容量を低減し電源設備費の節約を図り、電源高調波障害の除去、昇圧変圧器の削減を図る。【構成】 交流電源を、交流リアクトル1を介して第1の整流回路13に与えて直流に変換し、それをインバータ回路4で高周波交流とし、それを昇圧,整流してX線管8に印加するインバータ式X線高電圧装置において、前記第1の整流回路13を、自己消弧可能なスイッチング素子131〜136とそれらに逆並列接続されたダイオードD1〜D6とを組み合わせてフルブリッジ型に構成し、この第1の整流回路にゲートドライブ回路16を介して制御信号を与え、交流電源の線電流位相を相電圧位相に一致させ、かつ第1の整流回路の出力電圧を設定値に制御する電流,電圧制御回路17を設ける。
請求項(抜粋):
交流電源を整流する第1の整流回路と、この第1の整流回路及び前記交流電源間に接続された交流リアクトルと、前記第1の整流回路の出力電圧を平滑する平滑コンデンサと、この平滑コンデンサの出力を高周波の交流に変換するインバータ回路と、このインバータ回路の出力電圧を昇圧する高電圧変圧器と、この高電圧変圧器の出力を整流する第2の整流回路とを備え、この第2の整流回路の出力電圧をX線管に印加してX線を発生させるインバータ式X線高電圧装置において、前記第1の整流回路は、前記交流リアクトルと第1の整流回路正側出力端との間、及び前記交流リアクトルと第1の整流回路負側出力端との間、に各々順方向に接続された自己消弧可能なスイッチング素子とこれらのスイッチング素子に各々逆並列に接続されたダイオードとを備えてなり、前記交流電源の線電流と相電圧の位相差及び前記平滑コンデンサの出力電圧の設定値との誤差に応じて前記第1の整流回路のスイッチング素子をパルス幅変調制御し、前記交流電源の線電流と相電圧の位相を一致させる共に前記平滑コンデンサの出力電圧を設定値に制御する電流,電圧制御回路を具備することを特徴とするインバータ式X線高電圧装置。
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平4-347579
  • 特開平4-262397
  • 特開昭63-023567
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