特許
J-GLOBAL ID:200903068883223593

ポリケトン繊維

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武井 英夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-296082
公開番号(公開出願番号):特開2001-123326
出願日: 1999年10月19日
公開日(公表日): 2001年05月08日
要約:
【要約】【課題】 分子量が高く、しかも熱延伸時や使用環境下での分子量の低下やポリマー劣化・変性が起こりにくく、耐摩耗性、耐熱性、耐光性等の、産業用資材用途に要求される耐久性が優れるポリケトン繊維を提供する。【解決手段】 繰り返し単位の90重量%以上が特定の構造式で示されるポリケトン繊維において、分子量が10000以下であって、特定の(1)〜(12)で示される化合物群から選ばれた少なくとも1つの化合物を0.001〜10重量%含有することを特徴とするポリケトン繊維。【効果】 長期にわたり繊維の性能が安定しているため、タイヤ、ベルト等の繊維強化ゴム、建材に用いる繊維強化樹脂、建材、自動車、船舶、スポーツ用品等に用いる繊維強化樹脂等の繊維強化複合材料の補強繊維として有用である。
請求項(抜粋):
繰り返し単位の90重量%以上が下記構造式(a)で示されるポリケトン繊維において、分子量が10000以下であって、下記の(1)〜(12)の化合物群から選ばれた少なくとも1つの化合物を0.001〜10重量%含有することを特徴とするポリケトン繊維。【化1】(ここで、Rは炭素数1〜30の有機基である。)【化2】(ここで、R1 、R2 は、水素原子又は炭素数1〜10の有機基であり、Xは、水素原子又は炭素数1〜400の有機基から選ばれた基を示す。) O=P(OR3 )(OR4 )(OR5 ) ・・・(2)(ここで、R3 、R4 、R5 は、水素原子、又は炭素数1〜30の有機基、アルカリ金属、アルカリ土類金属から選ばれた基を示す。)P(OR6 )(OR7 )(OR8 ) ・・・(3)(ここで、R6 、R7 、R8 は、水素原子、又は炭素数1〜30の有機基、アルカリ金属、アルカリ土類金属から選ばれた基を示す。)【化3】(ここで、Y、Zは炭素数1〜50の有機基から選ばれた基を示す。)【化4】(ここで、Aは炭素数1〜100の有機基であり、R9 は塩素原子、臭素原子、又は炭素数1〜10の有機基から選ばれた基を示す。)R10-S-R11 ・・・(6)(ここで、R10、R11は炭素数1〜30の有機基から選ばれた基を示す。)金属酸化物 ・・・(7)金属水酸化物 ・・・(8)金属炭酸塩 ・・・(9)金属アルコキシド ・・・(10)MHn POm ・・・(11)(ここで、Mは金属原子、nは1〜2の整数、mは3又は4の整数である。)燐灰石群 ・・・(12)
Fターム (8件):
4L035BB04 ,  4L035BB10 ,  4L035BB15 ,  4L035BB89 ,  4L035BB91 ,  4L035EE08 ,  4L035EE20 ,  4L035FF01
引用特許:
審査官引用 (5件)
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