特許
J-GLOBAL ID:200903068887748569

ポリプロピレン樹脂シートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 實三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-006393
公開番号(公開出願番号):特開平10-193442
出願日: 1997年01月17日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 高透明性かつ高剛性のポリプロピレン樹脂シートが得られる製造方法を提供する。【解決手段】 樹脂シート11は、アイソタクチックペンタッド分率が98.0モル%以上のポリプロピレン樹脂よりなり、金属製エンドレスベルト15及び第3の冷却ロール16の温度を50°C以下に保ちながら、溶融樹脂シート11を、第1の冷却ロール13と接触しているベルト15と、第3の冷却ロール16とに略同時に接触するようにして第1と第3のロールの間に導入し、第1と第3のロールの間の押圧力で弾性材を弾性変形させながら第1と第3のロールとで樹脂シート11を面状に圧接して冷却し、引き続き、この樹脂シート11をベルト15で第3のロール16に対して面状に圧接して冷却する。
請求項(抜粋):
表面が弾性材で被覆された第1の冷却ロールと、第2の冷却ロールとの間に表面が鏡面の金属製エンドレスベルトが巻装され、樹脂シートと前記エンドレスベルトを介して前記第1の冷却ロールと接触する、表面が鏡面の第3の冷却ロールが、前記エンドレスベルトで押圧された前記樹脂シートを抱き込むようにして設けられた製造装置を使用したポリプロピレン樹脂シートの製造方法であって、前記樹脂シートは、アイソタクチックペンタッド分率が98.0モル%以上の立体規則性ポリプロピレン樹脂よりなり、この樹脂シートと直接接触する前記エンドレスベルト及び前記第3の冷却ロールの温度を50°C以下、露点以上に保ちながら、溶融状態のこの樹脂シートを、前記第1の冷却ロールと接触している前記エンドレスベルトと、前記第3の冷却ロールとに略同時に接触するようにして第1と第3の冷却ロールの間に導入し、前記第1と第3の冷却ロールの間の押圧力で前記弾性材を弾性変形させながら前記第1と第3の冷却ロールとで前記樹脂シートを面状に圧接して冷却し、引き続き、この樹脂シートを前記エンドレスベルトで第3の冷却ロールに対して面状に圧接して冷却することを特徴とするポリプロピレン樹脂シートの製造方法。
IPC (6件):
B29C 47/88 ,  B29C 71/00 ,  C08J 5/18 CES ,  B29K 23:00 ,  B29L 7:00 ,  C08L 23:12
FI (3件):
B29C 47/88 ,  B29C 71/00 ,  C08J 5/18 CES
引用特許:
審査官引用 (4件)
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