特許
J-GLOBAL ID:200903068894097166

水性懸濁液中でのインサイチューハイブリダイゼーションによる迅速微生物診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-016188
公開番号(公開出願番号):特開平7-177900
出願日: 1992年01月31日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】 単細胞微生物を同定および定量しうる、標識核酸プローブを用いた水性インサイチューハイブリダイゼーション法を提供する。【構成】 第1工程においては、微生物を固定し、かつそれらの細胞壁をオリゴヌクレオチドが透過しうる状態となす。ただし細胞形態は変化しない。次いで細胞をハイブリダイゼーション条件下に置き、次いでプローブ標識を検出する。現在では細菌および酵母が好ましい出発細胞である。調製されたハイブリッド細胞は新規であり、診断試薬として有用である。
請求項(抜粋):
水性懸濁液中でのインサイチューハイブリダイゼーションによって原核生物および酵母よりなる群から選ばれる微生物の存在を判定するための、下記の工程を含む方法:(a)第1に、微生物を固定し、かつ微生物の細胞形態を著しく変化させることなくオリゴヌクレオチドの透過を可能にするのに十分な程度にその細胞壁を透過性となす処理用水性組成物と、該微生物を接触させ;(b)第2に、こうして第1接触させた微生物を水性分散液の状態で、少なくとも1種類の標識核酸プローブと接触させ、その際各プローブは透過性となされた細胞壁を透過することができ、かつ該微生物の細胞核酸成分中に存在する特定のヌクレオチド配列に対して相補的であるヌクレオチド配列を含むものであり、これによりその細胞核酸成分を該プローブとハイブリダイゼーションさせ;次いで(c)こうして第2接触させた微生物において、ハイブリダイズした核酸成分が検出しうる程度に存在する場合、これ(これら)を該プローブの標識により検出する。
IPC (3件):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/09 ZNA ,  C12Q 1/04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-137786
  • 特開平3-137786
  • 特開平3-207196

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