特許

J-GLOBAL ID：200903068898773190

クリープ強度に優れた耐熱鋼及びその製造方法

発明者： 長谷川 俊永 ,  間渕 秀里 ,  冨田 幸男 ,  徳納 一成 ,  浜田 一志
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 秋沢 政光 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-242362
公開番号（公開出願番号）：特開平8-158022
出願日： 1995年08月29日
公開日（公表日）： 1996年06月18日
要約：

【要約】【課題】 本発明は、優れたクリープ破断強度を発揮するクリープ強度に優れた耐熱鋼及びその製造方法を提供する。【解決手段】 成分を適性範囲に限定した上で、Nb,Ta,Hf,Ti,Zrのうち1種又は2種以上の合計が0.005〜0.30%と、かつ一定範囲量のV,Moのうち1種又は2種を含有し、かつ凸凹面を有する析出物を体積率で0.1〜10.0%含有することを特徴とするクリープ強度に優れた耐熱鋼である。【効果】 合金コストも安く、かつ500°C以上の高温域において優れたクリープ破断強度が発揮され、中高温用鋼として有用である。

請求項（抜粋）：

重量%で、C:0.01〜0.25%,Si:0.1〜0.8%,Mn:0.2〜2.0%,Cr:1.2〜13.0%,N:0.015〜0.100%、かつNb:0.01〜0.20%,Ta:0.01〜0.30%,Hf:0.01〜0.30%,Ti:0.005〜0.10%,Zr:0.005〜0.10%のうち1種又は2種以上を合計で0.005〜0.30%、かつV:0.05〜0.50%,Mo:0.03〜2.5%のうち1種又は2種を含有し、かつ凸凹面を有する析出物を体積率で0.1〜10.0%含有し、残部鉄及び不可避的不純物からなることを特徴とするクリープ強度に優れた耐熱鋼。

IPC (5件)：

C22C 38/00 302 ,  C22C 38/00 301 ,  C21D 6/00 101 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/28