特許
J-GLOBAL ID:200903068900199146

リグノセルロース系材料の選択的脱リグニン方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小栗 昌平 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-552337
公開番号(公開出願番号):特表2002-517621
出願日: 1999年06月01日
公開日(公表日): 2002年06月18日
要約:
【要約】【課題】ポリオキソメタレートを用いてリグノセルロース系材料を脱リグニンする改良方法を提供する。【解決手段】まずリグノセルロース系材料をアントラキノンの存在下又は不存在下でアルカリ溶液により処理した後、この材料をポリオキソメタレートにさらすことにより脱リグニンする方法。アルカリ予備処理工程を含ませることにより、脱リグニンが高効率で起こり、且つ高残留物収量及び高粘度が得られる。
請求項(抜粋):
リグノセルロース系材料の脱リグニン方法であって、 (a)リグノセルロース系材料と強アルカリ含有溶液とを、好適な温度且つ前記材料中のリグニン濃度を減少させるのに十分な時間混合する工程と、 (b)工程(a)で得られたアルカリ処理リグノセルロース系材料を、式[VlMomWnNboTap(TM)qXrOs]x-(式中、lは0〜18であり、mは0〜40であり、nは0〜40であり、oは0〜10であり、pは0〜10であり、qは0〜9であり、rは0〜6であり、TMはd電子含有遷移金属イオンであり、Xはp又はdブロック元素であるヘテロ原子であるが、但しl+m+n+o+p≧4、l+m+q>0、sはx>0とする程度に十分に大きい)で表される少なくとも一種のポリオキソメタレートの溶液(ポリオキソメタレートの少なくとも一部分が還元され且つ前記アルカリ処理工程を欠く以外は同じである方法による脱リグニン率と比較して工程(a)のアルカリ処理材料の脱リグニン率を高くするのに好適な条件下で形成される)と接触させる工程とを含む方法。
IPC (5件):
D21C 1/10 ,  D21C 3/02 ,  D21C 3/04 ,  D21C 3/20 ,  D21C 3/26
FI (5件):
D21C 1/10 ,  D21C 3/02 ,  D21C 3/04 ,  D21C 3/20 ,  D21C 3/26
Fターム (18件):
4L055AA02 ,  4L055AA03 ,  4L055AA05 ,  4L055AA06 ,  4L055AA07 ,  4L055AB04 ,  4L055AB10 ,  4L055AB11 ,  4L055AB12 ,  4L055AB16 ,  4L055AB19 ,  4L055AB20 ,  4L055AC07 ,  4L055EA20 ,  4L055EA29 ,  4L055FA02 ,  4L055FA03 ,  4L055FA04

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