特許
J-GLOBAL ID:200903068903383142

冷延鋼板の製造設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中前 富士男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-028543
公開番号(公開出願番号):特開平9-201608
出願日: 1996年01月22日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 前工程での品質変動や素材の振替、作業ロット集約からくる製造条件変動等を起因とした材質変動を抑制して、一定の材質を確保すると共に余材発生によるコストアップを防止することのできる冷延鋼板の製造設備を提供する。【解決手段】 製品規格に適合する冷延鋼板の一貫製造条件を記憶する生産指示記憶手段11と、製鋼分塊工程17における中間製品の溶鋼の成分を測定して記憶する溶鋼成分記憶手段12と、生産指示記憶手段11から出力される製品規格に適合させるための冷延工程19における焼鈍条件を、溶鋼成分記憶手段12から出力される製品規格に対応した中間製品の溶鋼成分の値に基づいて、予め溶鋼成分毎に設定された焼鈍条件と比較することにより再設定を行う焼鈍条件設定手段13と、焼鈍条件設定手段13により設定される焼鈍温度、保定時間、及び装入量等の焼鈍条件に従って冷延鋼板の焼鈍を行う焼鈍手段15とを有している。
請求項(抜粋):
少なくとも2種以上の機械的特性の階層に仕訳された製品規格を有し、それぞれの該製品規格に適合する冷延鋼板を、該製品規格に対応して設定される製造条件を用いて、製鋼分塊工程、熱延工程及び冷延工程を経て製造する冷延鋼板の製造設備であって、前記製品規格に適合する冷延鋼板の一貫製造条件を予め設定、記憶する生産指示記憶手段と、前記製鋼分塊工程における中間製品の溶鋼の成分を測定して記憶する溶鋼成分記憶手段と、熱延工程及び冷延工程での温度、形状、表面粗度等の圧延実績をそれぞれ記憶する熱延実績記憶手段及び冷延実績記憶手段と、前記中間製品の溶鋼の成分値及び、前記圧延実績を用いて、前記生産指示記憶手段から出力される前記製品規格に対応する冷延工程の焼鈍条件を再設定する焼鈍条件設定手段と、該焼鈍条件設定手段により再設定される焼鈍加熱速度、焼鈍温度、保定時間、及び装入量等の焼鈍条件に従って冷延鋼板の焼鈍を行う焼鈍手段とを有することを特徴とする冷延鋼板の製造設備。
IPC (3件):
B21B 37/00 ,  B21B 37/00 BBP ,  C21D 9/52 101
FI (3件):
B21B 37/00 A ,  C21D 9/52 101 ,  B21B 37/00 BBP

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