特許
J-GLOBAL ID:200903068908421506

自動変速機の摩擦係合機構

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-042462
公開番号(公開出願番号):特開2002-242956
出願日: 2001年02月19日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】【課題】 リングギアの外周に配設されるクラッチへの作動油の供給が充分に行なわれるような自動変速機の摩擦係合機構を提供すること。【解決手段】 環状部31A及び筒状部31Bを有するドラム部材31と、リングギアR1の外周面に固定される第1摩擦部材C31及び筒状部31Bに固定される第2摩擦部材C32から成るクラッチC3と、環状部31Aとの間で油圧室32を構成し油圧室32内の油圧に応じて第2摩擦部材C32を第1摩擦部材C31側に押圧するピストン33と、中心側から径方向外方に延在してピストン33側のリングギアR1の端部に固定されるフランジ34と、フランジ34とピストン33との間に配設されピストン33との間で第2油圧室35を構成するバランサ36とを備え、リングギアR1には貫通路38が設けられ、フランジ34にはバランサ36の流出路36aを介してバランサ36とフランジ34の間に流出した作動油をリングギアR1の内周側に導入する導入路34aが設けられる、自動変速機の摩擦係合機構DC3。
請求項(抜粋):
サンギア、ピニオンギア、リングギアを有する遊星歯車機構と、自動変速機の軸中心側から径方向外方に延在する環状部及び前記リングギアと自動変速機のケースとの間を軸方向に延在する円筒状の筒状部を有するドラム部材と、前記リングギアの外周面に固定される第1摩擦部材及び前記ドラム部材の筒状部の内周面に固定されるとともに前記第1摩擦部材と係合可能な第2摩擦部材から成るクラッチと、前記ドラム部材の環状部との間で油圧室を構成するとともに該油圧室内の油圧に応じて前記第2摩擦部材を前記第1摩擦部材側に押圧するピストンと、自動変速機の軸中心側から径方向外方に延在し、前記ピストン側の前記リングギアの端部に固定されるフランジと、該フランジと前記ピストンとの間で前記ドラム部材に対して軸方向に変位不能に配設され、前記ピストンとの間で第2油圧室を構成するバランサと、を備え、前記リングギアにはその内周側と外周側とを貫通する貫通路が設けられ、前記フランジには、前記バランサに設けられた流出路を介して前記バランサと前記フランジの間に流出した前記第2油圧室内の作動油を前記リングギアの内周側に導入可能な導入路が設けられることを特徴とする、自動変速機の摩擦係合機構。
IPC (4件):
F16D 25/12 ,  F16D 25/0638 ,  F16H 3/62 ,  F16H 3/66
FI (4件):
F16D 25/12 C ,  F16H 3/62 Z ,  F16H 3/66 B ,  F16D 25/063 K
Fターム (20件):
3J028EA15 ,  3J028EB08 ,  3J028EB13 ,  3J028EB35 ,  3J028EB37 ,  3J028EB54 ,  3J028EB62 ,  3J028FA14 ,  3J028FA52 ,  3J028FB03 ,  3J028FC13 ,  3J028FC16 ,  3J028FC25 ,  3J028FC62 ,  3J057AA04 ,  3J057BB04 ,  3J057EE05 ,  3J057GA03 ,  3J057HH02 ,  3J057JJ04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-120436
  • 特開平3-213723
  • プラネタリギヤ機構の潤滑装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-354671   出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社

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