特許

J-GLOBAL ID：200903068911317540

車輌用内装成型品

発明者： 井上 博文 ,  新井 俊弘 ,  高橋 栄一
出願人/特許権者： 積水化学工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-055038
公開番号（公開出願番号）：特開平5-254047
出願日： 1992年03月13日
公開日（公表日）： 1993年10月05日
要約：

【要約】【構成】 ポリオレフィン系発泡体の一方の面に表皮材が貼り合わされ、他方の面にスタンピングモールド法により骨材用の熱可塑性樹脂が一体成型されている成型品において、ポリオレフィン系発泡体として、50°Cにおける伸び率をa%、120°Cにおける伸び率をb%、160°Cにおける伸び率をc%としたとき、a、bおよびcがこれらの値の平均値の±30%以内に入り、見掛け密度が0.10g/cm3 以下で、ゲル分率が40%以上であるポリプロピレン系発泡体を用いた車輌用内装成型品である。【効果】 厚さ方向にほぼ均一な伸びが得られ、スタンピングモールド法により成型時に発泡体に破れがない。したがって、表面凹凸のない外観良好な高品質の車輌用内装成型品を歩留り良く製造できる。また、発泡体には表裏に差がないため、貼り合わせ工程において発泡体の取り扱いが容易であり、作業性が良い。

請求項（抜粋）：

ポリオレフィン系発泡体の一方の面に表皮材が貼り合わされ、他方の面にスタンピングモールド法により骨材用の熱可塑性樹脂が一体成型されている成型品において、ポリオレフィン系発泡体として、50°Cにおける伸び率をa%、120°Cにおける伸び率をb%、160°Cにおける伸び率をc%としたとき、各伸び率a、bおよびcがこれらの値の平均値の±30%以内に入るように調整され、見掛け密度が0.10g/cm3 以下で、ゲル分率が40%以上であるポリプロピレン系発泡体を用いることを特徴とする車輌用内装成型品。

IPC (7件)：

B32B 5/18 ,  B29C 43/18 ,  B32B 7/02 101 ,  B32B 27/32 ,  B29K 23:00 ,  B29K105:04 ,  B29L 31:58