特許
J-GLOBAL ID:200903068918090770

ATM交換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 並木 昭夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-009680
公開番号(公開出願番号):特開平7-221763
出願日: 1994年01月31日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】 ATM交換装置において、通信チャネル接続の可否判断を行う機能(プロセッサ)をATM網内で集中的に配置することを可能とし、一部の交換機のプロセッサだけに処理能力以上の負荷が集中することを阻止して輻輳状態を回避する。【構成】 通信を行う端末間には容量0のバーチャルチャネルを予め設定しておき、通信チャネルのセットアップ/リリースは、バーチャルチャネルの容量増減のみによって行い、通話路スイッチの制御を不要化する。これにより通信チャネル接続の可否判断を行うプロセッサ12と通話路スイッチ1,2とを分離し、通信チャネルの接続可否判断を行うプロセッサの集中的な配置を可能とした。
請求項(抜粋):
ATM通信網において通信端末間に通信チャネルのセットアップ/リリースを行うATM交換装置において、(イ)通信を行うべき通信端末間に、通話路スイッチおよびリンクを用いて、予め設定されたバーチャルチャネルと、(ロ)前記バーチャルチャネルを構成するリンクにおける空き容量を実時間的に検出するリンク空き容量検出手段と、(ハ)前記バーチャルチャネルの経路を表わすデータを保持するバーチャルチャネル経路データベースと、(ニ)後記バーチャルチャネル容量管理手段からバーチャルチャネルの容量増加の可否を尋ねられたとき、前記バーチャルチャネル経路データベース及びリンク空き容量検出手段を参照して、その可否を判断し、判断結果を該バーチャルチャネル容量管理手段に回答するプロセッサと、(ホ)前記バーチャルチャネル上で、通信端末とATM通信網との間のユーザ・網インタフェース点に置かれて、バーチャルチャネルの容量の増加、減少を司る前記バーチャルチャネル容量管理手段であって、通信端末からバーチャルチャネルを通じた通信チャネルのセットアップ要求を受信したとき、前記プロセッサにバーチャルチャネルの容量増加の可否を尋ね、その回答が可である場合には、バーチャルチャネルの容量を増加して通信チャネルのセットアップを行い、否である場合には、通信チャネルのセットアップを拒否して呼損とし、通信端末から通信チャネルのリリース要求を受信したときは、該通信チャネルが利用していたバーチャルチャネルの容量を0として通信チャネルのリリースを行うと共に、その旨前記プロセッサに報告する前記バーチャルチャネル容量管理手段と、を備えて成ることを特徴とするATM交換装置。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00

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