特許
J-GLOBAL ID:200903068919026471

内燃機関の回転数調節装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-301936
公開番号(公開出願番号):特開平5-141279
出願日: 1991年11月18日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 調節部材の操作量が過度に増速側に過回転した時、その過回転を確実に阻止する安全性の高い内燃機関の回転数調節装置を提供する。【構成】 スロットル弁2の開度は制御装置の指令によりモータ4が調節する。通常走行時、電気操作系に異常が発生し、回転中間レバー6がアクセルレバー3よりも所定相対位置を超えてスロットル弁開き側に回転したとき、この回転中間レバー6の回転力によってアーム、コイルバネ、アームを押し出し、ヒューズ25を破壊する。これにより、通電路の電気的遮断により電磁クラッチ12がオフになり、モータによるスロットル弁の制御が禁止され、スロットル弁を閉方向に回転させる。このため、制御装置の指令に依存せず、機械的な破壊によって確実にスロットル弁の過回転を阻止することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転数を調節する調節部材の操作量を、運転者によって操作されるアクセル操作系と、制御装置により駆動される電気操作系との両方で調節可能にした内燃機関の回転数調節装置において、増速方向と減速方向とに操作されて内燃機関の回転数を調節する調節部材と前記調節部材を増速方向に付勢する第1付勢手段と、前記調節部材とともに回転する連動レバーと、前記連動レバーの回転軸と同軸の回転軸を有し、前記連動レバーに前記調節部材の増速方向で係合する中間レバーと、前記中間レバーを前記調節部材の減速方向に付勢する付勢手段であって、前記第1付勢手段に抗して前記調節部材を最減速状態に保持する第2付勢手段と、前記連動レバーおよび前記中間レバーの回転軸と同軸の回転軸を有し、前記中間レバーに前記調節部材の減速方向で係合するアクセルレバーと、運転者の操作量に応じて前記アクセルレバーを回転させるアクセル操作系と、制御装置からの指令に応じて前記調節部材の操作量を調節する駆動手段と、前記調節部材と前記駆動手段との間に介装され、前記調節部材と前記駆動手段との連結を断続する電磁クラッチと、前記電磁クラッチの通電路であって、前記アクセルレバーの回転位置よりも所定相対位置を超えて増速側に前記中間レバーが回転したとき、該中間レバーの回転力により機械的破壊を伴い遮断される通電路と備えることを特徴とする内燃機関の回転数調節装置。
IPC (3件):
F02D 9/02 341 ,  F02D 9/02 351 ,  F02D 11/10

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