特許
J-GLOBAL ID:200903068925482730

沸騰冷却装置及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-181458
公開番号(公開出願番号):特開平10-308486
出願日: 1997年07月07日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 コストを低くでき、且つ量産性の高い沸騰冷却装置及びその製造方法を提供すること。【解決手段】 密閉容器3は、下側壁面を形成する受熱壁5と上側壁面を形成する放熱壁6、及び受熱壁5と放熱壁6との間に積層される第1の平板部材7と第2の平板部材8より構成され、全体が一体ろう付けにより製造されている。この密閉容器3は、平板部材7と平板部材8とが受熱壁5と放熱壁6との間に交互に積層されて、平板部材7に設けられたスリット状の開口部と平板部材8に設けられたスリット状の開口部とが交差する位置で互いの開口部同士が連通して密閉空間が形成され、その密閉空間に所定量の冷媒が封入されている。また、各平板部材7、8のそれぞれ隣合う開口部間及び開口部間に形成される板厚部同士が上下方向(積層方向)に交差して柱状の伝熱部が形成されている。
請求項(抜粋):
密閉容器に封入される冷媒の沸騰と凝縮の繰り返しによる熱伝達を利用して発熱体を冷却する沸騰冷却装置であって、前記密閉容器は、表面に前記発熱体が取り付けられる板状の受熱壁と、この受熱壁と所定の間隔をおいて対向する板状の放熱壁と、前記受熱壁と前記放熱壁との間に介在されて、前記受熱壁と前記放熱壁とを熱的に連結する伝熱部とを具備し、この伝熱部が開口部を有する1枚以上の平板部材によって形成され、前記受熱壁及び前記放熱壁とともに積層されて前記密閉容器を形成していることを特徴とする沸騰冷却装置。
IPC (2件):
H01L 23/427 ,  H05K 7/20
FI (2件):
H01L 23/46 A ,  H05K 7/20 Q
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-101033
  • 特開昭63-166253

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