特許
J-GLOBAL ID:200903068930676119

加飾成形用金型

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-326717
公開番号(公開出願番号):特開平11-156859
出願日: 1997年11月27日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 押圧プラグによる加飾用シートの予備延伸時に、シートの局部的な膨らみや、延伸不足による真空成形時の破れを発生させることなく、常に確実な予備延伸を可能とすることのできる加飾成形用金型を提供する。【解決手段】 雌型1に、一端が加飾用シートSと雌型1が作る閉塞空間Gに臨み、かつ、成形品輪郭が形成されていない面に開口し、他端が金型外に通じる排気孔12を設けるとともに、その排気孔12を密閉可能な部材7を含む排気孔開閉機構を設けることにより、押圧プラグ6の押圧により閉塞空間G内のエアをスムーズに排気することを可能とする。
請求項(抜粋):
雌型と雄型との間に成形すべき成形品の輪郭に対応するキャビティが形成されているとともに、雌型には、加飾用シートを真空吸引してキャビティ面に密着させるためのエア吸引孔が形成され、その雌型に対して加飾用シートを供給した状態で、その加飾用シートを押圧プラグにより雌型のキャビティ面側に押圧することによって当該シートを予備延伸した後に真空吸引して雌型のキャビティ面に密着させるとともに、キャビティ内に成形用樹脂を供給して加飾用シートと一体化することによって加飾成形品を製造するための金型であって、上記雌型に、押圧プラグによる加飾用シートの押圧により当該シートと雌型の間から押し退けられるエアを排出するための排気孔が形成され、その排気孔は、一端が加飾用シートの押圧時に当該シートにより閉塞される空間に臨み、かつ、雌型の成形品輪郭形成面以外の面に開口して、他端が金型外に通じているとともに、その排気孔を所定のタイミングで開閉すべく雌型に対して進退自在の部材を含む開閉機構を備えていること、を特徴とする加飾用金型。
IPC (4件):
B29C 33/18 ,  B29C 45/14 ,  B29C 45/34 ,  B29L 9:00
FI (3件):
B29C 33/18 ,  B29C 45/14 ,  B29C 45/34

前のページに戻る