特許
J-GLOBAL ID:200903068935818175

排煙脱硫装置および石膏スラリーの処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-303803
公開番号(公開出願番号):特開平10-128057
出願日: 1996年10月29日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 排ガスの脱硫によって生成された石膏スラリーと排水スラリーから石膏を分離させる際に、ろ過面積を増加させることなく、高いろ過性能を達成することができる排煙脱硫装置および石膏スラリーの処理方法を得る。【解決手段】 石膏分離機として、ドラム51間に張設した通気性を有するベルト52上に、無端状のろ布55が走行自在に支持され、ろ布55上に供給される石膏スラリーと排水スラリーとをベルトの下方に設けられて負圧に保持された脱水室53から吸引してろ液と石膏とに分離するベルト式真空脱水機50を用い、かつろ布55の上方に、その走行方向に向けて、順次石膏スラリーと排水スラリーとの混合スラリーをろ布55上に供給する混合スラリー供給槽60と、排水スラリーのみを供給する排水スラリー供給槽61とを配設した。
請求項(抜粋):
排ガスと循環供給されるCa成分を含む吸収液とを接触させるとともに、上記吸収液に空気を導入して上記排ガス中から亜硫酸ガスを石膏スラリーとして除去し、生成した上記石膏スラリーを抜き出し、この石膏スラリーと上記排水処理設備からの排水スラリーとの混合スラリーを石膏分離機において固液分離して石膏として回収する排煙脱硫装置において、上記石膏分離機は、ドラム間に張設した通気性を有するベルト上に、無端状のろ布が走行自在に支持され、上記ろ布上に供給される上記石膏スラリーと排水スラリーとを上記ベルトの下方に設けられて負圧に保持された脱水室から吸引してろ液と上記石膏とに分離するベルト式真空脱水機であり、かつ上記ろ布の上方には、当該ろ布の走行方向に向けて、順次上記石膏スラリーと排水スラリーとの混合スラリーを上記ろ布上に供給する混合スラリー供給槽と、排水スラリーのみを供給する排水スラリー供給槽とが配設されていることを特徴とする排煙脱硫装置。
IPC (4件):
B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  B01D 53/34 ZAB ,  C04B 11/02
FI (3件):
B01D 53/34 125 E ,  C04B 11/02 ,  B01D 53/34 ZAB
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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