特許

J-GLOBAL ID：200903068938817366

結晶性アスパラギン酸の製造方法

発明者： イヤル,アハロン メイヤー ,  ビトナー,アシャー ,  カミ,ピエール ,  ジャンセン,ロバート ,  ジャリー,ブルーノ ,  ルコント,ディディエール ,  スコット,ジャン ,  シャタワイ,トーマス ,  バン ランケル,フランク
出願人/特許権者： アミリューム ベルギー ナームロゼ フェンノートシャップ ,  エー.イー.ステイレー マニュファクチャリング カンパニー
代理人 (1件)： 石田 敬 (外4名)
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-531074
公開番号（公開出願番号）：特表2001-508300
出願日： 1998年01月08日
公開日（公表日）： 2001年06月26日
要約：

【要約】本発明は、(a)フマル酸ジアンモニウム1モル当たり約2モルのアンモニア源を使用してフマル酸ジアンモニウムを含む水溶液を形成するステップであって、前記アンモニア源の一部がこの方法の1つのステップから再循環されるステップ;(b)この方法の1つのステップを通じて得られるフマル酸ジアンモニウムを含む水溶液の組成を調節して約0.5M〜約2Mのフマル酸アンモニウム濃度及び約7〜約9のpHを有する溶液を形成するステップ;(c)前記調節された水溶液中のフマル酸ジアンモニウムをアスパラギン酸モノアンモニウムに酵素変換するステップ;(d)前記アスパラギン酸モノアンモニウムを含む溶液を、少なくとも50°Cの高温で、少なくとも部分的にその酸性型にあるカチオン交換体に接触させることにより酸性化するステップであって、アンモニウムイオンが前記溶液から前記カチオン交換体に移行するとともにプロトンが前記カチオン交換体から前記溶液に移行することにより前記溶液中にアスパラギン酸が形成されるステップ;(e)前記アスパラギン酸を含む水溶液を前記アンモニウムイオンを有するカチオン交換体から分離するステップ;(f)ステップ(e)で形成された前記水溶液から周知の方法により前記アスパラギン酸を分離するステップ;(g)アンモニア源を形成する方法で、前記アンモニウムイオンを有するカチオン交換体を少なくとも部分的にその酸性型にあるカチオン交換体に再生するステップ;(h)前記変換されたカチオン交換体を分離し、ステップ(d)で再使用するステップ;及び(i)前記アンモニア源を分離し、ステップ(a)で再使用するステップを含むアスパラギン酸の製造方法を提供する。

請求項（抜粋）：

(a)フマル酸ジアンモニウム1モル当たり約2モルのアンモニア源を使用してフマル酸ジアンモニウムを含む水溶液を形成するステップであって、前記アンモニア源の一部がこの方法の1つのステップから再循環されるステップ; (b)この方法の1つのステップを通じて得られるフマル酸ジアンモニウムを含む水溶液の組成を調節して約0.5M〜約2Mのフマル酸アンモニウム濃度及び約7〜約9のpHを有する溶液を形成するステップ; (c)前記調節された水溶液中のフマル酸ジアンモニウムをアスパラギン酸モノアンモニウムに酵素変換するステップ; (d)前記アスパラギン酸モノアンモニウムを含む溶液を、少なくとも50°Cの高温で、少なくとも部分的にその酸性型にあるカチオン交換体に接触させることにより酸性化するステップであって、アンモニウムイオンが前記溶液から前記カチオン交換体に移行するとともにプロトンが前記カチオン交換体から前記溶液に移行することにより前記溶液中にアスパラギン酸が形成されるステップ; (e)前記アスパラギン酸を含む水溶液を前記アンモニウムイオンを有するカチオン交換体から分離するステップ; (f)ステップ(e)で形成された前記水溶液から周知の方法により前記アスパラギン酸を分離するステップ; (g)アンモニア源を形成する方法で、前記アンモニウムイオンを有するカチオン交換体を少なくとも部分的にその酸性型にあるカチオン交換体に再生するステップ; (h)前記変換されたカチオン交換体を分離し、ステップ(d)で再使用するステップ;及び (i)前記アンモニア源を分離し、ステップ(a)で再使用するステップ;を含むアスパラギン酸の製造方法。

IPC (3件)：

C12P 13/20 ,  C07C227/42 ,  C07C229/24

FI (3件)：

C12P 13/20 ,  C07C227/42 ,  C07C229/24