特許
J-GLOBAL ID:200903068943067596
電子管楽器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-226165
公開番号(公開出願番号):特開平10-055179
出願日: 1996年08月09日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 光センサが唾液などの異物の影響を受けず、常に安定した検出精度が確保でき、これにより良好な演奏ができるようにする。【解決手段】 マウスピース2の舌Sの接触する個所に貫通孔19を設け、マウスピース2内の呼気流路5を挾んで貫通孔19に対向する呼気流路5の内壁に、舌Sの位置を検出する光センサ17、およびこの光センサ17を覆う光透過性のカバー部材18を設け、このカバー部材18の外面に吹き込まれた呼気を光センサ17の検出部と対応する個所に集中させる一対のリブを設けた。したがって、光センサ17で舌Sの位置を検出しながら演奏する際、唾液などの異物が光センサ17の検出部と対応する個所のカバー部材18に付着しても、カバー部材18の一対のリブによって吹き込まれた呼気を検出部と対応する個所に集中させ、これにより付着した唾液などの異物を吹き飛ばして除去することができる。
請求項(抜粋):
管楽器本体の先端に設けられたマウスピースから吹き込まれた呼気の流速、流量、圧力のいずれかをブレスセンサで検出し、このブレスセンサからの検出信号に基づいて楽音制御手段で楽音の発生を制御する電子管楽器において、前記マウスピースの舌の接触する個所に光透過部を設け、前記マウスピース内の呼気流路を挾んで前記光透過部に対向する前記呼気流路の内壁に、前記舌の位置を検出する光センサ、およびこの光センサを覆う光透過性のカバー部材を設け、このカバー部材の外面に吹き込まれた呼気を少なくとも前記光センサの検出部と対応する個所に集中させるリブを設けたことを特徴とする電子管楽器。
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