特許
J-GLOBAL ID:200903068944408095

車両用ヒートポンプ式空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-096786
公開番号(公開出願番号):特開平7-266860
出願日: 1994年05月10日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 運転開始時に急速暖房でき、しかも除湿によりフロントガラスを曇らせることのない車両用ヒートポンプ式空気調和装置用の冷凍サイクルを提供する。【構成】 蒸発器28,34内の冷媒圧力が蒸発圧力調整弁38の開弁圧力以下であるときと、急速暖房が必要であるときとが一致することに着目し、室内蒸発器34の冷媒出口側に設置される蒸発圧力調整弁38の位置における冷媒の圧力が設定圧力以下の場合は、蒸発圧力調整弁38を閉じてヒートポンプとして作動させ、車室内を急速に暖房する。一方、蒸発圧力調整弁38の位置における冷媒の圧力が設定圧力以上になると、冷媒の一部を室内側蒸発器34側に流して、ダクト18から車室内に吹き出される空気の除湿を行いはじめる。
請求項(抜粋):
圧縮器(12)により圧縮された冷媒を送り出す当該圧縮器(12)の冷媒出口を、送風手段(16)により室内側に送られる空気の送風路(18)に設置される室内凝縮器(14)の冷媒入口に接続すると共に、当該室内凝縮器(14)の冷媒出口を、リキッドタンク(20)の冷媒入口に接続し、当該リキッドタンク(20)の冷媒出口に配設される配管を分岐部(22)において2方に分岐し、その一方の配管を、冷媒を断熱膨張させる第1膨張手段(30)を介して、前記送風路(18)内であって前記室内凝縮器(14)の風上側に設置される室内蒸発器(34)の冷媒入口に接続すると共に、他方の配管を、冷媒を断熱膨張させる第2膨張手段(26)を介して、室外に設置される室外蒸発器(28)の冷媒入口に接続し、前記室内蒸発器(14)の冷媒出口に配設される配管と、前記室外蒸発器(28)の冷媒出口に配設される配管とを合流部(36)で合流させた後、前記圧縮器(12)の冷媒入口側に接続し、前記室内蒸発器(14)の冷媒出口から送り出された冷媒の圧力が設定圧力以上になると、当該室内蒸発器(34)内へ冷媒を流入させる冷媒分配手段を設けたことを特徴とする車両用ヒートポンプ式空気調和装置。
IPC (4件):
B60H 1/32 102 ,  B60H 1/22 ,  F25B 13/00 ,  F25B 13/00 103

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