特許
J-GLOBAL ID:200903068948373105

車両用暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-081727
公開番号(公開出願番号):特開平9-267624
出願日: 1996年04月03日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 エンジン停止後も車室内暖房を行いつつ、エンジン冷却水温度の低下を抑制してエンジン再始動時のエミッション低減を図る。【解決手段】 エンジン1が温まった状態で、かつ、暖房運転中にエンジン1が停止すると、エンジン1内の冷却水を流出せずにエンジン1内に滞留させるとともに、暖房用熱源としてラジエータ3またはバイパス回路4内の冷却水を使用する。これにより、エンジン1停止後も継続的に車室内暖房を行うことができるとともに、冷却水温度の低下を抑制してエンジン1再始動時のエミッション低減を図ることができる。
請求項(抜粋):
水冷式エンジン(1)と、前記水冷式エンジン(1)の冷却水と車室外空気との間で熱交換するラジエータ(3)と、前記ラジエータ(3)を迂回して冷却水が流れるバイパス回路(4)とを備える車両に適用される車両用暖房装置において、冷却水を熱源として車室内へ吹き出す空気を加熱するヒータコア(7)と、前記水冷式エンジン(1)から前記ヒータコア(7)を経て前記水冷式エンジン(1)に還流する第1暖房回路(100)と、前記ヒータコア(7)から前記ラジエータ(3)または前記バイパス回路(4)を経て前記ヒータコア(7)に還流する第2暖房回路(103)と、暖房運転時に前記ヒータコア(7)に流入する冷却水流れを制御する制御装置(11、12、13、14)とを有し、前記制御装置(11、12、13、14)は、前記水冷式エンジン(1)が稼働中は、前記第1暖房回路(100)に冷却水を循環させ、冷却水が第1所定温度以上の状態で前記水冷式エンジン(1)が停止したときは、前記第2暖房回路(103)に冷却水を流すことを特徴とする車両用暖房装置。
IPC (4件):
B60H 1/08 621 ,  B60H 1/08 ,  B60H 1/08 611 ,  F01P 3/20
FI (4件):
B60H 1/08 621 C ,  B60H 1/08 621 B ,  B60H 1/08 611 E ,  F01P 3/20 E

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