特許
J-GLOBAL ID:200903068954256641

球状黒鉛鋳鉄と軟鋼との溶接接合用溶接材料及び球状黒鉛鋳鉄の溶接補修用溶接材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 潮谷 奈津夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-063330
公開番号(公開出願番号):特開平10-258389
出願日: 1997年03月17日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 球状黒鉛鋳鉄部材と軟鋼部材との異材溶接で、低温予熱により溶接部全域において、チル組織及び溶接割れが発生せず、硬度の異常高値がなく、色調及び耐食性が不整合でない、TIG溶接及びアーク溶接用の溶接材料の開発。【解決手段】 溶接棒心線にS含有率が0.05〜0.6wt.%の過共晶片状黒鉛鋳鉄を用い、表面にRE-Si系又はRE-Ca-Si系接種剤を形成させる。好適な形成量はREの重量換算で棒心線重量に対する比率が棒心線中S(wt.%)の2〜4倍。好適な棒心線はC:3.3〜3.8wt.%、Si:4.0〜5.0wt.%、残部Fe及び不可避不純物、且つCE値≡C+0.31×Siを4.8〜5.3にする。溶接棒心線に過共晶片状黒鉛鋳鉄を用い、Ca-Si-Bi系接種剤を形成させ、Biの重量換算で棒心線重量に対して0.005〜0.02wt.%形成させる。棒心線は、CE値=4.8〜5.3とするのが望ましい。、
請求項(抜粋):
過共晶片状黒鉛鋳鉄製棒心線の表面にRE-Si系接種剤が形成されており、且つ、前記棒心線中のS含有率は、0.05〜0.6wt.%の範囲内にあることを特徴とする、球状黒鉛鋳鉄と軟鋼との溶接接合用溶接材料。
IPC (9件):
B23K 35/30 320 ,  B23K 35/30 340 ,  B23K 35/30 ,  B23K 9/04 ,  B23K 9/23 ,  B23K 35/36 ,  B23K 35/365 ,  C22C 37/10 ,  B22D 27/20
FI (10件):
B23K 35/30 320 M ,  B23K 35/30 340 P ,  B23K 35/30 340 A ,  B23K 9/04 V ,  B23K 9/04 M ,  B23K 9/23 D ,  B23K 35/36 G ,  B23K 35/365 G ,  C22C 37/10 Z ,  B22D 27/20 C

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