特許
J-GLOBAL ID:200903068956085100

スリップ制御される液圧式の車両ブレーキ装置に用いられる電磁弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-512092
公開番号(公開出願番号):特表2000-517264
出願日: 1997年05月28日
公開日(公表日): 2000年12月26日
要約:
【要約】本発明は、ロッド状の電磁弁(10)であって、該電磁弁(10)の磁気部分(14)が、弁を操作するための電磁コイル(12)によって取り囲まれており、当該電磁弁(10)の液圧部分(16)が、スリップ制御される車両ブレーキ装置の液圧ブロック(20)に設けられた収容孔(18)内に挿入可能である形式のものに関する。当該電磁弁(10)を迅速にかつ廉価に製造するために、本発明によれば、貫通孔(44)と固定用フランジ(42)とを有する回転対称的な基体(40)を、アンダカット部や横断面減小部なしに流れ押出し加工部材として形成することが提案される。本発明によれば、基体(40)が迅速かつ廉価に製造可能となるという利点の他に、基体(40)が、弁ドーム(46)を流体密に取り付けるために良好に溶接可能である廉価な変形加工鋼から製造可能となるという別の利点も得られる。
請求項(抜粋):
スリップ制御される液圧式の車両ブレーキ装置の液圧ブロックに設けられた収容孔内に挿入するための電磁弁であって、-貫通孔(44)内に弁座(54)を有する基体(40)が設けられていて、該基体(40)が、液圧ブロック(20)の収容孔(18)内に挿入可能であり、-弁ドーム(46)が設けられていて、該弁ドーム(46)が、、基体(40)に設けられた前記貫通孔(44)に対して同軸的に設けられており、前記弁ドーム(46)内に可動子(48)が軸方向に移動可能に収容されており、さらに前記弁ドーム(46)が電磁コイル(12)によって取り囲まれており、-軸方向可動の弁閉鎖体(52)を操作するための弁プランジャ(50)が設けられていて、該弁プランジャ(50)が前記可動子(48)に配置されていて、基体(40)に設けられた前記貫通孔(44)内に突入している形式のものにおいて、 基体(40)の横断面が両端部から、最大横断面を有する個所に向かって専ら増大しているか、または一定に維持されていることを特徴とする、スリップ制御される液圧式の車両ブレーキ装置に用いられる電磁弁。

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