特許
J-GLOBAL ID:200903068959080800

ニューラルネットワーク並列分散処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 孝吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-077246
公開番号(公開出願番号):特開平5-282272
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】 ニューラルネットワークに関する演算に必要なプロセッサ間の通信コストを低減し、ニューラルネットワークの演算の効率的な並列処理を実現する。【構成】 メモリを行列状に配置し、行方向と列方向にメモリを高速で切替えるスイッチを設け、同報書き込み行列共有メモリを構成する。行列セレクト信号PSが、例えばHレベルならばポートAを通じて行方向へのアクセスが、LレベルならばポートBを通じて列方向のアクセスができる。メモリ部に与えられたアドレスは列方向アクセスの場合は各行内に、行方向アクセスの場合は各列内にメモリモジュールに振り分けられる。これにより、各ニューロンユニット内部の演算を各プロセッサで独自に並列して行うことができる。また、その演算結果を同時に複数の番地に書き込むことによって、次のタイミングで別々のプロセッサで必要となるデータを1回の同報書き込みにより遅延なく各プロセッサに分配することができる。
請求項(抜粋):
複数の処理ユニットと、全ての処理ユニットが共有して使用する共有記憶ユニットを持つ並列処理装置において、共有記憶ユニットに行列形式のデータを格納したとき、あるときは、各々の行データごとに共有記憶ユニットが分割され、別々の処理ユニットにおいて各々の行データに関する演算処理を同時に実行できる機能と、また、別の時間には、各々の列データごとに共有記憶ユニットが分割され、別々の処理ユニットにおいて各々の列データに関する演算処理を同時に実行できる機能を有する行列型共有記憶ユニットを設けたことを特徴とするニューラルネットワーク並列分散処理装置。
IPC (2件):
G06F 15/18 ,  G06G 7/60
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-257517

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