特許
J-GLOBAL ID:200903068967446210
動物由来成分無添加培養液およびそれを用いる細胞系の作出方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
久保田 藤郎
, 矢野 裕也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-079829
公開番号(公開出願番号):特開2004-283097
出願日: 2003年03月24日
公開日(公表日): 2004年10月14日
要約:
【課題】血清やTryptose Phosphate Broth等の動物由来成分が添加されておらず、かつ、廉価な動物由来成分無添加培養液を提供し、当該培養液を用いて哺乳類由来細胞を分化させ、病原体の迷入がない細胞系を作出する方法の確立。【解決手段】基礎培養液としてのEagle MEMと、Bacto-PeptoneおよびBESとを含有し、かつ、動物由来成分を含有しないことを特徴とする哺乳類由来細胞用の動物由来成分無添加培養液;哺乳類由来細胞を、無血清培養液に順化させた後、さらに無血清培養液中の動物由来成分の含有量を順次下げて培養を行い、最終的に上記動物由来成分無添加培養液を用いて培養することを特徴とする、病原体の迷入がない細胞系の作出方法;上記動物由来成分無添加培養液を用いて牛腎上皮細胞を分化させることを特徴とするMDBK-NST細胞の作出方法;上記作出方法により得られた細胞系を用いて、疾病の診断用抗原、ワクチン又は医薬品を製造する方法。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
基礎培養液としてのEagle’s Minimum Essential Medium[Eagle MEM]と、Bacto-Peptone 3.00〜12.00g/LおよびN,N-Bis(2-hydroxyetyl)-2-aminoethanesulfonic acid[BES]1.00〜5.00g/Lとを含有し、かつ、動物由来成分を含有しないことを特徴とする哺乳類由来細胞用の動物由来成分無添加培養液。
IPC (6件):
C12N5/06
, A61K39/00
, A61P31/12
, A61P31/16
, A61P43/00
, C12P21/00
FI (7件):
C12N5/00 E
, A61K39/00 B
, A61K39/00 H
, A61P31/12 171
, A61P31/16
, A61P43/00 117
, C12P21/00 A
Fターム (16件):
4B064AG26
, 4B064CA10
, 4B064CC03
, 4B064CD25
, 4B064DA01
, 4B065AA90X
, 4B065BB31
, 4B065BB32
, 4B065CA24
, 4B065CA45
, 4C085AA03
, 4C085CC04
, 4C085CC05
, 4C085DD21
, 4C085DD24
, 4C085EE01
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (5件)
-
J. Virol. Methods, (1998), 70, [1],p.93-101
-
J. Virol. Methods, (1998), 75, [1], p.59-68
-
Abstr. Gen. Meet. Am. Soc. Microbiol., (2001), 101, p.549 O-89
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