特許
J-GLOBAL ID:200903068973370080

トルクリミッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-050221
公開番号(公開出願番号):特開平7-259877
出願日: 1994年03月22日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 組立後に設定トルクを調節自在とし、しかもこの設定トルクが不用意に変化する事を防止する。【構成】 外輪32の開口部に蓋体30を、回転不能に装着する。捩りコイルばね26の両端に設けた第一、第二の係止部28、29を、この蓋体30と外輪32の底板部33とに係止する。蓋体30に形成した係止孔31は、長孔部と複数の突出部とから成り、上記第一の係止部28を何れの突出部と係合させるかにより、設定トルクの調節を自在としている。
請求項(抜粋):
軸に対して回転しない円筒状の外周面を有する内側部材と、コイル部を有し、このコイル部の内周縁を上記外周面に弾性的に接触させた状態で上記内側部材に外嵌された捩りコイルばねと、この捩りコイルばねの周囲に、上記内側部材と同心に支持された、円筒部と底板部とを有する有底円筒状の外輪と、この外輪の開口部を塞ぐ蓋体とを備え、上記捩りコイルばねの一端を上記外輪に、他端を上記蓋体に、それぞれ係止して成るトルクリミッタに於いて、上記蓋体は上記外輪に対し回転不能に装着されており、上記捩りコイルばねの少なくとも何れか一方の端部には、この捩りコイルばねのコイル部から突出した係止部が形成されており、上記外輪と蓋体との少なくとも何れか一方には、この係止部を挿通自在な係止孔が形成されており、この係止孔は、円周方向に長い長孔部と、この長孔部の片縁から突出した複数の突出部とを備えたものである事を特徴とするトルクリミッタ。

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