特許
J-GLOBAL ID:200903068975937924

有機物処理装置及び有機物の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶原 克彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-137541
公開番号(公開出願番号):特開平10-309560
出願日: 1997年05月12日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】有機物処理装置においては、発酵菌による有機物の発酵によって攪拌槽内部の温度は上昇し、これにより発酵菌は更に活性化し、有機処理物の発酵はより促進される。しかし、従来の有機物処理装置は、攪拌槽の外板が直接外気にさらされており、この外板からの放熱量が大きいために、攪拌槽内部の温度を発酵に適した温度の範囲で維持することが難しく、有機処理物の発酵が遅くなり、十分な処理能力が得られない。また、有機処理物は、廃棄された状態のまま攪拌槽内に投入されるために、有機処理物の中には塊が大きなものも含まれている。塊が大きなものは、単位重量当たりの表面積が小さいため、発酵菌と接触する面積も小さくなり、処理されるのに長時間を要する。これは、有機物処理装置の処理量を低下させる要因ともなる。【解決手段】有機物処理装置(A) は、有機処理物を破砕する破砕装置(C) と、破砕された有機処理物を攪拌装置(6) に送る送給装置(5) と、有機処理物を攪拌して発酵させる攪拌装置(6) と、攪拌装置(6) の攪拌槽(60)を加熱する貯液槽(67)と、脱臭装置(7) とを備えている。
請求項(抜粋):
有機物処理装置であって、攪拌装置(6) と、有機処理物を破砕する破砕装置(C) と、を備えており、上記攪拌装置(6) は、攪拌槽(60)と、当該攪拌槽(60)を加熱する加熱手段と、を含んでおり、上記加熱手段により上記攪拌槽(60)の外板を加熱し、攪拌槽(60)内部の温度を有機処理物の発酵に適した温度範囲内で維持するようにしたことを特徴とする、有機物処理装置。
IPC (3件):
B09B 3/00 ZAB ,  B02C 18/14 ,  C02F 11/02
FI (3件):
B09B 3/00 ZAB D ,  B02C 18/14 Z ,  C02F 11/02

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