特許
J-GLOBAL ID:200903068978143805

リン酸型燃料電池用多孔質炭素板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-208805
公開番号(公開出願番号):特開平6-060884
出願日: 1992年08月05日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】 多孔質炭素板の製造工程で、加熱炭化又は黒鉛化の際の空気酸化を抑えることにより、電解質として使用されるリン酸に濡れにくいリン酸型燃料電池用多孔質炭素板を提供する。【構成】 ポリアクリロニトリル繊維と、パルプとを主成分とする原料を抄紙して得られたシートに、フェノール樹脂と炭素質粉末を固形分で20〜100重量%含浸した含浸シートを得て、含浸シート中のフェノール樹脂を硬化させた後、空気中で不融化し、不活性雰囲気中で加熱炭化処理する工程を含み、前記加熱工程の際の含浸シート中の金属不純物の含有量を400ppm 以下にコントロールする。
請求項(抜粋):
ポリアクリロニトリル繊維と、パルプとを主成分とする原料から抄紙して得られたシートに、フェノール樹脂と炭素質粉末とを含有する含浸液を含浸し、乾燥して含浸シートを形成し、次いでこの含浸シートの中のフェノール樹脂を硬化した後、空気中で不融化処理を施し、次いで不活性雰囲気中で加熱炭化処理を施す工程を含み、前記加熱炭化の際の含浸シート中の金属不純物の含有率を400ppm 以下にコントロールすることを特徴とする多孔質炭素板の製造方法。
IPC (2件):
H01M 4/88 ,  D21H 17/47

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