特許
J-GLOBAL ID:200903068982271800

話者位置推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-052734
公開番号(公開出願番号):特開平10-253745
出願日: 1997年03月07日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 遠隔会議や複数の人が同じ部屋にいる場合に、マイク位置が既知でないときにも話者位置を推定できる方法で、従来よりも経済的なシステムが構成でき、また精度もよい方法。【解決手段】 人間の聴覚に影響しない信号をそれぞれ送信する複数の送信手段を互いに異なる位置に予め設置し(S1)、話者の音声をそれぞれ受音する複数の受音手段と、前記送信手段からの信号を受信する複数の受信手段とをそれぞれ個別に一体化して互いに異なる位置に設置し(S2)、前記各送信手段と各受信手段間の距離情報に基づき各受音手段の位置を逐次近似演算によってそれぞれ算出し(S3)、受音手段間で得られる受音信号間の時間差から初回の仮想話者位置を求め(S4,S5)、初回の仮想話者位置を実際の話者位置に逐次近づける逐次近似法により話者位置を推定する方法(S6,S7)。
請求項(抜粋):
1つの領域に複数の人がいて、現在発音している人の位置を推定する方法において、人間の聴覚に影響しない信号をそれぞれ送信する複数の送信手段を互いに異なる位置に予め設置し、話者の音声をそれぞれ受音する複数の受音手段と、前記複数の各送信手段からの送信信号をそれぞれ受信する複数の受信手段とをそれぞれ個別に一体化して互いに異なる位置に設置し、前記複数の各送信手段の設置位置は既知として、前記各送信手段と各受信手段間の距離をその信号伝搬時間からそれぞれ求め、この距離情報に基づき前記各受信手段と同一位置に設置された各受音手段の設置位置を逐次近似演算によってそれぞれ算出し、前記各受音手段の設置位置の算出後、話者から発生された音波を前記複数の各受音手段でそれぞれ受音し、受音手段間で得られる受音信号間の時間差を測定し、前記受音信号間の時間差から初回の仮想話者位置を求め、この初回の仮想話者位置を実際の話者位置に逐次近づける逐次近似法により話者位置を推定することを特徴とする話者位置推定方法。
IPC (4件):
G01S 5/30 ,  G01S 15/06 ,  H04N 7/15 ,  H04S 7/00
FI (4件):
G01S 5/30 ,  G01S 15/06 ,  H04N 7/15 ,  H04S 7/00 F

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