特許
J-GLOBAL ID:200903068992486731

遠心分離式スラツジ回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-151141
公開番号(公開出願番号):特開平6-335640
出願日: 1993年05月28日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 コンパクトな構造のスラツジ自動排出機構を備えた装置を提供する。【構成】 上下に分割されたロータ9、19を実線のように閉じて回転させつつ被処理液を供給すると、その内壁にスラツジaが堆積する。スラツジaを回収する場合は、両ロータ9、19の回転を一旦停止させると、その中の被処理液が下部ロータ9の底面の排出口34から流出して堆積スラツジaのみが残る。次に、鎖線のように両ロータ9、19の開口縁9a、19aの間を開いて回転させると、堆積スラツジaが遠心力を受けて夫々の内壁の傾斜面11、21に沿つて滑りつつ、開口縁9a、19aの間の隙間を通つてその外側の回収槽37内に飛ばされ、回収槽37内に溜まつたスラツジは、下部ロータ9と一体に周回するスクレーパ39で掻き集めらつつ、回収口38から外部に排出される。
請求項(抜粋):
モータにより縦軸回りに回転駆動される上向きのカツプ形をなす下部ロータの上方に、スラツジの混入した被処理液の供給とスラツジを除去したのちの上澄液の取り出し用の開口部を上面に形成した下向きのカツプ形をなす上部ロータを、対応する開口縁同士が緊密に接合しまた一定の隙間を開け得るように上下動可能に、かつ、前記下部ロータと一体回転可能に被着して、該各ロータの内壁をそれぞれ開口縁側が拡がつた傾斜面とし、前記下部ロータの底面に、前記両ロータの回転停止時に内部の液状物を排出し得る排出口を設けるとともに、前記両ロータの前記開閉する開口縁の外側にスラツジの回収槽を設けたことを特徴とする遠心分離式スラツジ回収装置。
IPC (2件):
B04B 1/02 ,  B04B 11/04

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