特許
J-GLOBAL ID:200903068994050655

多心光コネクタとその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 国平 啓次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-316010
公開番号(公開出願番号):特開平9-133840
出願日: 1995年11月09日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 MTコネクタ等のフェルールの光ファイバへの取付には熱硬化型接着剤を用いているため、硬化に時間がかかる。光(たとえば紫外線)硬化接着剤を使用すれば、時間を短縮できるが、通常フェルールは黒色のため、使用は困難である。光透過性の良い材料で作製しようとすると、寸法精度が悪くなる。【解決手段】 フェルール10の本体12に、ファイバ穴14に通ずる光通路20を設け、これを通して、ファイバ穴14に光を入射できるようにする。こうすると、ファイバ穴14内に光硬化接着剤を入れることができる。また、光ファイバをファイバ穴14内に挿入した後に、光通路20を通して接着剤を注入できるため、無研磨型とすることができる。よって、光ファイバとフェルールの組立時間が短縮される。
請求項(抜粋):
複数のファイバ穴を有するフェルールを構成部品の一つとする多心光コネクタにおいて、光ファイバと前記ファイバ穴とを光硬化型接着剤を用いて接着し、前記フェルールの本体に、前記ファイバ穴に通ずる光通路を設け、当該光通路を通して、前記ファイバ穴に硬化光を入射できるようにしたことを特徴とする、多心光コネクタ。

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