特許
J-GLOBAL ID:200903069004371521

係止設計を改良した遠隔制御組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-011938
公開番号(公開出願番号):特開平11-257336
出願日: 1999年01月20日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 大きな長手方向引抜き力に耐えることができる遠隔制御組立体を提供する。【解決手段】 運動伝達遠隔制御組立体(10)が、頂面に沿って設けられた第1の組をなす歯(22)及び底面に沿って設けられた第2の組をなす歯(26)を有する長さ調節装置(18)と、第1の組をなす歯(22)及び第2の組をなす歯(26)と噛み合う相補形状の歯(76,80 )を有するインターロック(64)と、ヘッド(42)及び棚部(44)を有するスライダ(40)とから成る。インターロック(64)はスライダ(40)を長さ調節装置(18)に対して係止する一対の脚(68,70 )を更に有し、第1の脚(68)は第1の組をなす歯(22)に係合する少なくとも一つの歯(76)を有していて、ヘッド(42)と長さ調節装置(18)でサンドイッチされ、第2の脚(70)は第2の組をなす歯(26)に係合する少なくとも一つの歯(80)を有していて、長さ調節装置(18)と棚部(44)でサンドイッチされる。
請求項(抜粋):
力を湾曲経路に沿って伝達する運動伝達遠隔制御組立体(10)であって、管状導管(12)と、前記導管(12)内に摺動自在に設けられていて、長手方向の力を前記導管に沿って伝える可撓性運動伝達コア要素(14)と、所定幅の内側開口部(30)を備えると共に第1の表面(24)及び第1の表面(24)に沿って設けられた第1の組をなす横方向歯(22)を備えるハウジング(20)を有していて、前記導管(12)と前記コア要素(14)のうち一方の長手方向長さを調節する長さ調節装置(18)と、前記長さ調節装置(18)の前記内側開口部(30)内において最大長さ調節位置と最小長さ調節位置との間で長手方向に移動できるスライダ(40)と、前記ハウジング(20)の前記第1の組をなす横方向歯(22)から外れる移動位置と、長手方向力が伝達されるよう前記ハウジング(20)の前記第1の組をなす横方向歯(22)に係合する係止位置との間で前記スライダ(40)に対して横方向に移動できる少なくとも一つの歯(76,78,84又は86)を有するインターロック(64)とから成る運動伝達遠隔制御組立体において、前記ハウジング(20)は、前記ハウジング(20)の前記第1の表面(24)と反対側の第2の表面(28)及び前記第2の表面(28)に沿って設けられた第2の組をなす歯(26)を有し、前記スライダ(40)は、ヘッド(42)及び前記スライダ(40)から延びる第1の棚部(44)を有し、前記インターロック(64)は、第1の対をなす上脚(68)と下脚(70)を有し、前記第1の上脚(68)と下脚(70)及び前記ヘッド(42)と前記第1の棚部(44)はそれぞれ、前記第1の上脚(68)を前記ヘッド(42)と前記長さ調節装置(18)の前記第1の表面(24)でサンドイッチし、前記第1の下脚(70)を前記第1の棚部(44)と前記長さ調節装置(18)の前記第2の表面(28)でサンドイッチするよう互いに間隔を置いていることを特徴とする組立体(10)。

前のページに戻る