特許
J-GLOBAL ID:200903069010725661

生ビール樽用フィッティング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三宅 景介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-037075
公開番号(公開出願番号):特開平9-207994
出願日: 1996年02月01日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】 フィッテングを口金から外す際の安全性の向上、ストッパの長寿命化、低コスト化、組立作業性等の向上を図る。【解決手段】 板ばね材から成るストッパ15は立ち上がり部17の上部に折り曲げ部19を介してストッパ部20を連設する。ストッパ15をガスバルブ13等と一体に移動可能に設ける。治具でガスバルブ13、ストッパ15等を下降させ、ガス流路32を開放して生ビール樽本体1内の残圧を抜くとともに、ストッパ部20を弾性変形によりブッシュ5内に収め、抜け止め状態を解除する。解除状態で、治具の操作により係合状態のブッシュ5等を回転させ、ねじ6、7を緩めて口金4から外す。ブッシュ5等を口金4から強制的に外そうとすると、ストッパ部20を口金4の内端面とブッシュ5の穴33の下縁との間で少なくとも金属の圧縮方向で負荷を受けるように介在させ生ビール樽本体1内の残圧による飛び出しを規制する。
請求項(抜粋):
生ビール樽本体の口金に取外し可能に螺合されるブッシュに形成された回転操作用の係合部と、上記ブッシュに形成された開放部と、上記ブッシュのガス流路をばねの付勢力により閉塞し、ばねの付勢力に抗して開放し得るガスバルブと共に移動し得るように設けられた金属製のストッパとを備え、上記ストッパは、下垂部と立ち上がり部が折り返し部を介して間隔を有するように連設され、上記立ち上がり部の上部に折り曲げ部によりストッパ部が連設され、少なくとも上記生ビール樽本体内の残圧の抜き取り時における上記ガスバルブによる上記ガス流路の開放位置で、上記開放部の下縁の押圧による弾性変形により上記ストッパ部が上記ブッシュ側に後退され、少なくとも上記ガスバルブによる上記ガス流路の閉塞位置で、反撥弾性により上記ストッパ部が上記開放部から外方へ抜け止め状態に突出され、上記ストッパ部の抜け止め突出状態での上記ブッシュの回転による上記口金からの離脱時に、上記折り曲げ部の変形を利用して上記ストッパ部が少なくとも金属の圧縮方向で上記口金の内端面、若しくは上記生ビール樽本体の上鏡の内側面と上記開放部の下縁との間に介在されてブッシュ等が飛び出し規制されるように構成された生ビール樽用フィッティング。
IPC (2件):
B67D 1/04 ,  B65D 83/00
FI (2件):
B67D 1/04 F ,  B65D 83/00 L

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