特許
J-GLOBAL ID:200903069013057414

燃焼器の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-045056
公開番号(公開出願番号):特開平6-257467
出願日: 1993年03月05日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【目的】逆火状態を早期に改善して予蒸発予混合部の焼損を防止することを目的とする。【構成】予蒸発管温度TP と燃焼器入口温度Tinとに基づいて逆火を検出し(S5,6)、逆火検出時は、予蒸発管内への燃料噴射量Gf1を減量する(S8〜12)。更に、その後、消炎を検出した時には、所定時間経過するまで逆火用の燃料噴射制御をそのまま継続し、所定時間経過後に、通常の燃料噴射制御に移行するよう構成する(S20,S13,S21)。
請求項(抜粋):
燃焼用空気が流入する燃焼器入口と燃焼筒との間に、前記燃焼器入口近傍に配置した第1燃料噴射ノズルから噴射した燃料を蒸発させると共に前記燃焼用空気と混合させて燃焼筒に導く予蒸発予混合通路を有し、該予蒸発予混合通路と燃焼筒との接続部に拡散燃焼用の第2燃料噴射ノズルを備え、運転状態に対応して設定される要求燃料噴射量を通常燃料配分設定手段に従って第1燃料噴射ノズルと第2燃料噴射ノズルに適宜配分して噴射させると共に、前記燃焼筒に当該燃焼筒内に導入する希釈用空気の取り入れ口を開設し、燃焼筒内で所定の空気過剰率で燃焼させるよう構成した燃焼器において、前記予混合予蒸発通路の温度を検出する第1温度検出手段と、前記燃焼器入口温度を検出する第2温度検出手段と、予混合予蒸発通路温度と燃焼器入口温度または燃焼筒内の火炎の発光強度に基づいて予蒸発予混合通路への逆火を判断する逆火判定手段と、該逆火検出手段で逆火が検出された時に前記通常燃料配分設定手段の配分設定に比べて第1燃料噴射ノズル側噴射配分量を少なく設定した逆火用燃料噴射配分マップに基づいて要求燃料噴射量を第1燃料噴射ノズルと第2燃料噴射ノズルに配分設定する逆火用燃料配分設定手段と、前記予混合予蒸発通路温度と燃焼器入口温度との温度差が前記逆火検出時とは異なる所定値以下の時に逆火が消炎したと判断する消炎判定手段と、該消炎判定手段が消炎と判定してから所定時間経過するまで前記逆火用燃料配分設定手段による燃料配分を継続させ、その後に通常の燃料配分に復帰させる遅延手段と、前記通常燃料配分設定手段又は前記逆火用燃料配分設定手段で設定される配分量に基づいて第1燃料噴射ノズルと第2燃料噴射ノズルを駆動制御する燃料噴射ノズル駆動制御手段と、を備えて構成したことを特徴とする燃焼器の制御装置。
IPC (5件):
F02C 9/28 ,  F02C 7/228 ,  F02C 9/46 ,  F23R 3/28 ,  F23R 3/30

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