特許
J-GLOBAL ID:200903069034362250

活性薬剤の制御放出に用いる多小胞リポソームの調製

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-510312
公開番号(公開出願番号):特表平10-502667
出願日: 1995年09月13日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】生物学的活性物質を含む多小胞リポソーム(MVL)を開示し、前記多小胞リポソームは、一定のサイズ分布、調整可能な平均サイズ、調整可能な内部隔室サイズと数、及び生物学的活性物質の制御されかつ変更可能な放出速度をもつ。これを製造する方法は、少なくとも1つの生物学的活性物質と場合により浸透圧スペーサーとを、リポソーム中に封入される第1水性成分中に封入することを含む。リポソームが導入される周囲環境中への活性物質の放出速度は、第1水性成分の浸透圧を増加することにより低下し、浸透圧を減少することにより上昇する。
請求項(抜粋):
以下の工程を含む多小胞リポソームの製造方法:(a)少なくとも1つの有機溶媒、少なくとも1つの両親媒性脂質及び中性脂質を含む脂質成分と、少なくとも1つの生物学的活性物質を含む第1水性成分との2つの非混和性成分から油中水型エマルジョンを形成し;(b)前記油中水エマルジョン型を第2水性成分中に分散させて溶媒小球を形成し;(c)前記溶媒小球から有機溶媒を除去して多小胞リポソームを形成し;ここで、第1水性成分の浸透圧は、多小胞リポソームから生理学的に関連のある水性環境への放出速度を調節するように選択される、前記製造方法。
IPC (3件):
A61K 9/127 ,  B01J 13/02 ,  B01J 13/12
FI (3件):
A61K 9/127 C ,  B01J 13/02 Z ,  B01J 13/02 J
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-125318
  • 特開昭62-201815
  • 特開平2-001404
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