特許
J-GLOBAL ID:200903069036437940

冷凍サイクル装置および車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-260381
公開番号(公開出願番号):特開平9-099733
出願日: 1995年10月06日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【目的】 高冷房負荷時における冷房能力を確保しながら、圧縮機の低容量運転時における潤滑油戻り性を良くする。【構成】 冷房負荷に応じて容量が変化する内部可変容量型圧縮機9を備えた車両用空調装置において、外気温度が所定温度よりも低いとき、すなわち圧縮機9の低容量運転時には、電磁クラッチ16をオンオフさせて、圧縮機9の運転、停止を繰り返す。これによって、圧縮機9が停止状態から運転状態となるときに膨張弁12が開き、液冷媒が蒸発器7内を一気に流れ、この液冷媒の一部が圧縮機9に吸入され、この液冷媒と一緒に潤滑油が圧縮機9に戻る。また、高冷房負荷時には、電磁クラッチ16のオンオフ制御は行われず、圧縮機9の容量変化によって冷房能力が制御される。このときには高容量となり、冷房能力が確保される。
請求項(抜粋):
冷媒を吸入、圧縮、吐出するとともに、冷房負荷に応じて容量が変化する内部可変容量型圧縮機(9)、この圧縮機(9)が吐出した冷媒を凝縮させる凝縮器(10)、この凝縮器(10)からの冷媒を減圧する減圧手段(12)、およびこの減圧手段(12)からの冷媒を蒸発させる蒸発器(7)をそれぞれ有する冷凍サイクル(14)を備えた冷凍サイクル装置において、前記圧縮機(9)に接続され、この圧縮機(9)の作動、停止を切り換える切換手段(16)と、前記圧縮機(9)の容量に関連した物理量を検出する物理量検出手段(52)と、この物理量検出手段(52)が検出した物理量に基づいて、前記圧縮機(9)の容量が所定容量よりも低いか否かを判定する低容量判定手段(ステップ210)と、前記低容量判定手段(ステップ210)によって、前記圧縮機(9)の容量が前記所定容量よりも低いと判定されたとき、前記圧縮機(9)の運転、停止が繰り返されるように前記切換手段(16)を制御する圧縮機制御手段(ステップ20)とを備えることを特徴とする冷凍サイクル装置。
IPC (3件):
B60H 1/32 624 ,  B60H 1/32 623 ,  F25B 1/00 387
FI (3件):
B60H 1/32 624 H ,  B60H 1/32 623 G ,  F25B 1/00 387 L
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭64-074116
  • 特開平2-254261
  • 特開平3-042324
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