特許
J-GLOBAL ID:200903069042073429

圧力脈動低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-071842
公開番号(公開出願番号):特開平11-270429
出願日: 1998年03月20日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成で圧力脈動を低減し、騒音を低減することが可能な圧力脈動低減装置を提供する。【解決手段】 弁部材20の当接部20aよりも燃料流入口19b側には、弁部材20を弁ボディ19に往復移動可能に支持するための案内部22が設けられている。案内部22には弁ボディ19の内周壁との間に燃料通路を形成するように四箇所面取り23が形成されており、面取り23と周方向に交互に形成されている摺動部24が弁ボディ19と摺動する。弁ボディ19と摺動部24との間のクリアランスLを約5μmに設定し、弁部材20と圧縮コイルスプリング30とで構成されるばね-質量系の固有振動の減衰係数を10Ns/mに設定する。摺動部24の摺動抵抗を所定値よりも大きくすることにより、簡単な構成で弁部材20の振動を早期に減衰し、低圧燃料通路中の圧力脈動を早期に低減することができ、騒音を低減することができる。
請求項(抜粋):
燃料噴射装置に高圧燃料を供給する高圧ポンプと、前記高圧ポンプに低圧燃料を供給する低圧燃料通路に配設される筒状のハウジングと、前記ハウジングの一端に設けられ、弁座および燃料孔を有する弁ボディと、前記弁ボディに往復移動可能に支持され、前記弁座に着座可能な当接部を有する弁部材と、前記ハウジング内に設けられ、前記当接部が前記弁座に着座する方向に前記弁部材を付勢する付勢手段と、前記弁部材に設けられ、所定の摺動抵抗を有して前記弁ボディと摺動する摺動部と、を備えることを特徴とする圧力脈動低減装置。
IPC (6件):
F02M 55/00 ,  F02M 37/00 ,  F02M 55/02 310 ,  F02M 55/02 350 ,  F02M 59/44 ,  F02M 59/46
FI (7件):
F02M 55/00 D ,  F02M 55/00 B ,  F02M 37/00 D ,  F02M 55/02 310 A ,  F02M 55/02 350 E ,  F02M 59/44 E ,  F02M 59/46 W

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