特許
J-GLOBAL ID:200903069050948884

物質の複素誘電率の測定方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-305255
公開番号(公開出願番号):特開平7-225200
出願日: 1994年12月08日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 試料の存在に起因する離調量を評価することにより、試料の複素誘電率を測定する方法およびその装置を提供する。【構成】 同一構造を有する2つのrf共振器8、8′を用い、各共振器8、8′は、第1の部分2、2′と、交流フィールドに対して透過性を有している第2の部分3、3′とを備えた筐体の中に誘電固体共振器1、1′とを有している。両rf共振器は、導体からなる各第1の部分2、2′が相互作用に対してシールドを行うように、かつ電磁フィールドに対して透過性を有している第2の部分3、3′が測定すべき物質に対向するような相対位置に設置される。rf共振器8、8′の共振周波数は、測定される物質の非存在下において、共通の動作周波数がrf共振器8、8′の共振周波数の中間に位置するように選択される。
請求項(抜粋):
物質の存在に起因するrf共振器の離調量を分析することによって、該物質の複素誘電率を決定するための装置であって、該装置は、可変高周波数の電磁場をrf共振器に送るためのrf送信手段と、共振器フィールドのための受信手段と、該受信手段に接続され、受け取ったrf信号の振幅を決定するための測定手段とを備えており、該装置は、同一構造を有する2つのrf共振器を有し、該rf共振器の各々は、第1の部分と第2の部分とを備えている筐体の中に誘電固体共振器を有し、該第1の部分は、導体材料によって該固体共振器を少なくとも1つの半球領域において囲んでおり、該第2の部分は、交流電磁フィールドに対して透過性を有しており、かつ該rf共振器の各々は該rf共振器の共振周波数を調整するための手段を有しており、該2つのrf共振器は、導体からなる該第1の部分の各々が該rf共振器を相互作用からシールドするように、かつ交流電磁フィールドに対して透過性を有している該第2の部分が該測定すべき物質に対向するような相対位置に位置するように調節され、該装置は更に、該rf共振器の両方に同一周波数(ω)を有するrfフィールドが供給されるように該rf送信手段および/または該rf共振器を制御するように、かつ該周波数(ω)が、異なる値に前もって調整された該第1および第2のrf共振器の共振周波数(ω01およびω02)の中間に、該測定される物質が存在しない場合には位置するように調節される制御分析手段を備えており、該制御分析手段は該受け取ったrf信号の各々の振幅の測定値を受け取り、かつ該振幅の測定値の和および差値から該複素誘電率を決定するように調整される装置。
IPC (2件):
G01N 22/00 ,  G01R 27/26

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