特許
J-GLOBAL ID:200903069060185366

電力線搬送通信システム及び電力線搬送通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田辺 恵基
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-207326
公開番号(公開出願番号):特開2004-056218
出願日: 2002年07月16日
公開日(公表日): 2004年02月19日
要約:
【課題】配電盤のブレーカの動作状態や電力供給の有無に関わらず、常に通信を行い得る電力線搬送通信システムを実現する。【解決手段】電力線搬送通信装置において、電力線から電力が供給されていないとき、ベースバンド信号を電力線に直接送信するとともに当該電力線から供給されるベースバンド信号を変復調手段に直接入力するようにした。また配電盤において、系統ブレーカが開状態のとき、対応する電力系統の電力線から供給されるベースバンド信号を電力線搬送通信信号に変換して、他の電力系統の電力線に送出するとともに、他の電力系統の電力線から供給される電力線搬送通信信号をベースバンド信号に変換して、対応する電力系統の電力線に送出するようにした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
所定の電力供給源から供給される電力を複数の電力系統の電力線にそれぞれ分配する分電盤と、上記電力線に接続され当該電力線を介して通信データを送受信する複数の電力線搬送通信装置とからなる電力線搬送通信システムにおいて、 上記電力線搬送通信装置は、 通信データを所定のベースバンド信号に変調して出力するとともに、外部から入力されるベースバンド信号を通信データに復調する変復調手段と、 上記変復調手段から出力される上記ベースバンド信号を上記電力線に注入して電力線搬送通信信号として送信するとともに、上記電力線から供給される上記電力線搬送通信信号から上記ベースバンド信号を抽出して上記変復調手段に入力する第1の信号変換手段と、 上記電力線から上記電力が供給されていないとき、上記第1の信号変換手段を迂回し、上記変復調手段から出力される上記ベースバンド信号を上記電力線に直接送信するとともに、当該電力線から供給される上記ベースバンド信号を上記変復調手段に直接入力する信号迂回手段と を具え、 上記分電盤は、 上記電力供給源に接続されたメインブレーカと、 上記メインブレーカと上記複数の上記電力線の間にそれぞれ設けられた複数の系統ブレーカと、 複数の上記系統ブレーカにそれぞれ並列に設けられ、対応する上記系統ブレーカが開状態のとき、対応する上記電力系統の上記電力線から供給される上記ベースバンド信号を上記電力線搬送通信信号に変換して他の上記電力系統の電力線に送出するとともに、他の上記電力系統の電力線から供給される上記電力線搬送通信信号を上記ベースバンド信号に変換して上記対応する電力系統の上記電力線に送出する複数の第2の信号変換手段と を具えることを特徴とする電力線搬送通信システム。
IPC (1件):
H04B3/54
FI (1件):
H04B3/54
Fターム (6件):
5K046AA03 ,  5K046BB05 ,  5K046PP01 ,  5K046PP07 ,  5K046YY02 ,  5K046ZZ11

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