特許
J-GLOBAL ID:200903069060246225

三次元座標計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉浦 俊貴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-288838
公開番号(公開出願番号):特開平5-196432
出願日: 1991年11月05日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】 三次元物体の外観形状の三次元座標値を計測する三次元座標計測装置に関し、その物体の位置が変化しても短時間で三次元座標値を計測することを目的とする。【構成】 予め、表面に多数の基準位置が表示された平板を撮像手段からの距離を所定間隔で変化させて撮像して複数の画像を得るとともに、撮像条件から三次元座標変換パラメータを演算により得て記憶手段に記憶する。次いで、測距手段により前記撮像手段と対象となる物体との間の距離を計測するとともに、この計測された距離にもとづきその撮像手段のレンズの焦点距離および結像距離を変更し、投光手段により表面に光切断線を形成させたその物体を撮像する。得られた画像上の物体の形状は、前記記憶手段に記憶されて計測された撮像手段と物体との間の距離に応じて再起動された三次元座標変換パラメータにもとづき、変換手段により三次元座標値に変換される。【効果】 物体がどの位置にあっても、短時間で三次元座標値を計測できる。
請求項(抜粋):
(a)レンズの焦点距離およびレンズと結像面との間の結像距離を変更可能な撮像手段、(b)この撮像手段と撮像対象物との間の距離を計測する測距手段、(c)前記撮像手段と所定の位置関係に設置されて、前記撮像対象物に投光してその撮像対象物表面に光切断線を形成し、かつ投光レンズの焦点距離およびレンズと結像面との間の結像距離を変更可能な投光手段、(d)前記撮像対象物としての表面に多数の基準位置が表示された平板を、前記撮像手段からの距離を所定間隔で変化させながらその平板のそれぞれの位置において撮像される複数の画像と、その撮像手段とその平板との間の距離と、その撮像手段のレンズの焦点距離および結像距離と、前記撮像手段と前記投光手段との位置関係とにもとづき三次元座標変換パラメータを得る演算手段、(e)前記演算手段により得られる三次元座標変換パラメータを記憶する記憶手段および、(f)前記測距手段により前記撮像手段と前記撮像対象物としての物体との間の距離を計測し、この計測された距離にもとづきその撮像手段のレンズの焦点距離および結像距離を変更するとともに、前記記憶手段に記憶されてその計測された距離に応じた三次元座標変換パラメータを再起動し、前記投光手段により表面に光切断線を形成させたその物体を撮像し、その再起動された三次元座標パラメータにもとづき撮像された画像において表現されるその物体の形状を三次元座標値に変換する変換手段を具えることを特徴とする三次元座標計測装置。
IPC (5件):
G01B 11/24 ,  G01B 11/00 ,  G01C 3/06 ,  G02B 7/28 ,  G06F 15/62 415
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-052204

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