特許
J-GLOBAL ID:200903069065164910

多孔質炭質物質によるハロゲン化有機および無機化合物の分離および分解方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-157620
公開番号(公開出願番号):特開平6-205938
出願日: 1993年06月28日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、炭質触媒の存在の下に、約400°C以下の温度において、有機化合物を完全酸化することによって、液体流および気体流中の有機化合物を分離、分解する方法に関するものである。【構成】 本発明の方法は、吸着工程において、有機化合物が夾雑物含有流体流から予め分離されている方法であって、再生工程において、有機化合物をそこに吸着して含有する吸着剤から、当該有機化合物を分離し、次いで酸化的分解工程において、この有機化合物を酸素の存在の下に、炭質触媒との接触によって分解することを包含する方法である。遷移金属酸化物が付加されていてもよい酸化触媒の使用を含むこの方法は、夾雑物含有地下水中に見出だされる揮発性有機化合物の完全な分解に特に有用である。
請求項(抜粋):
有機化合物の分解方法であって、(イ)そこに有機化合物を吸着して有する吸着剤上にキャリアを通し、当該吸着剤から有機化合物を有機物に富むキャリア流として移動させることによって、当該吸着剤から有機化合物を分離し、次いで(ロ)この有機物に富むキャリア流を、1個または2個以上の反応容器に通し、この反応容器内で、過剰の酸素、空気、または水蒸気と酸素または空気との混合物の存在の下に、触媒と接触させることにより、当該有機化合物を酸化させることからなり、この触媒が、約400°C以下の温度において、当該有機化合物の完全な酸化を達成するのに充分の表面積、孔サイズ、レドックス活性、酸度および孔容積を有する炭質物質からなるものである、上記分解方法。
IPC (12件):
B01D 53/36 ZAB ,  B01D 15/00 ZAB ,  B01D 53/34 120 ,  B01D 53/34 134 ,  B01D 53/34 ,  B01J 21/18 ZAB ,  B01J 21/18 ,  B01J 23/74 ZAB ,  B01J 23/74 311 ,  C02F 1/28 ZAB ,  C02F 1/72 ZAB ,  C10G 31/00

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