特許
J-GLOBAL ID:200903069068803077

2つ又はそれ以上の入力オーディオ信号から少なくとも1つのオーディオ信号を導出する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山崎 行造 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-541299
公開番号(公開出願番号):特表2003-515771
出願日: 2000年11月29日
公開日(公表日): 2003年05月07日
要約:
【要約】「適応」オーディオマトリックスを用いる多重方向性デコーダは、2つ又はそれ以上の指向的に符号化されたオーディオ入力信号流れ(S1(α), S2 (α),...SN(α))からの複数の出力オーディオ信号少なくとも1つを導出する。αは源オーディオ信号の符号化された角度である。各出力信号は主方向βとβ1に関連づけられる。各出力信号を発生させるために一対の中間信号(「反優勢」信号)が発生され、デコーダの2つの各隣接主出力方向に対にする反優勢信号を構成する。任意の主(又は優勢)方向に対する反優勢信号は、結合されたものがその優勢方向に関してゼロになるように各係数を有する入力信号が結合されたものである。主方向と関連した出力オーディオ信号を与えるように加算的又は減算的に結合された実質的に等しい大きさを有する一対の信号を与えるために、振幅制御が該2つの反優勢信号に用いられる。
請求項(抜粋):
2つの入力オーディオ信号S1(α)及びS2 (α)からの複数の出力オーディオ信号の1つを導出する方法において、該出力オーディオ信号は主方向β2と関連し、該入力オーディオ信号は方向αを有するオーディオ信号源信号で符号化される方法であって、 反優勢β1(α)=AS1β1S1(α)+AS2β1S2(α) 反優勢β3(α)=AS1β3S1(α)+AS2β3S2(α) の形式で2つの反優勢オーディオ信号を発生させ、一方の反優勢信号における該角度β1は、該出力オーディオ信号の該主方向β2に隣接する該2つの主方向の一方の角度であり、他方の反優勢信号における該角度β3は、該出力オーディオ信号の該主方向β2に隣接する該2つの主方向の他方の角度であり、該係数AS1β1及びAS2β1は、αがβ1である時該一方の反優勢信号が実質的にゼロになるように選択され、該係数AS1β3及びAS2β3は、αがβ3である時該他方の反優勢信号が実質的にゼロになるように選択されるようにし、 実質的に等しい大きさを有する一対の信号を与えるために該2つの反優勢信号に振幅制御を用い、 該出力オーディオ信号を発生させるために該振幅制御された反優勢オーディオ信号を加算的又は減算的に結合させることから成る出力オーディオ信号導出方法。
Fターム (1件):
5D045DA20

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