特許
J-GLOBAL ID:200903069068976079

自動給紙機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-149663
公開番号(公開出願番号):特開平7-010300
出願日: 1993年06月22日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】積載部に積載された複数の紙葉類を一枚づつ順次自動的に分離して給紙する自動給紙機構において、静電気が帯電して積載台に張り付いた最下の紙葉類を、自動給紙性能や画質等に影響を与えることなく円滑に搬送する。【構成】繰り込みローラー2の最下落下点に位置し、かつ紙葉類23を積載した積載台6の積載面より僅に下方に位置して円筒状の従動ローラー1を配置し、また積載台6には紙送りに対応して下降する繰り込みローラー2を従動ローラー1に下降最下点で圧着するための矩形の切欠きを設ける。紙葉類23が数枚程度の最下層に近づくと従動ローラー2は紙葉類23を介して繰り込みローラー2によって回転させられる。紙葉類23は静電気による抵抗力に打勝って最後の一枚まで容易に搬送させられる。
請求項(抜粋):
積載台に積載した原稿等の複数の紙葉類を一枚ずつ順次自動的に分離して複写,印刷,記録もしくはファクシミリ伝送のために給紙する自動給紙機構において、前記積載台に積載した複数の紙葉類を上方から搬送して給紙を行なう給紙部に繰り込む繰り込みローラーと、前記繰り込みローラーに対して繰り込み動作のための昇降運動を与える繰り込みローラー昇降機構と、前記繰り込みローラーの繰り込み動作によって前記給紙部に送り込まれる紙葉類を搬送する給紙ローラーと、前記給紙部に繰り込まれた前記紙葉類を一枚ずつ順次分離する分離ローラーと、前記分離ローラーの回転トルクを制御することによって前記紙葉類を分離させるクラッチ機構と、前記分離ローラーを前記給紙ローラーに圧着する引っ張りコイルバネと、前記繰り込みローラーが前記紙葉類を繰り込む場合に、前記ローラー昇降機構によって最下下降点に達すると前記繰り込みローラーによって圧接されかつ前記積載台の積載面よりも僅に下方に中心軸を前記繰り込みローラーの中心軸と空間的に平行に配置し前記繰り込みローラーとの圧接によって前記繰り込みローラーの回転に従動回転して前記紙葉類の最後の一枚を前記紙葉類間に生起する静電気による前記積載台との貼着を排除して搬送可能とする従動ローラーとを備えることを特徴とする自動給紙機構。
IPC (3件):
B65H 3/06 340 ,  B65H 1/04 310 ,  H04N 1/00 108
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭55-016854

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