特許
J-GLOBAL ID:200903069069889650

空調用インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 粟野 重孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-220709
公開番号(公開出願番号):特開平8-085332
出願日: 1994年09月16日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 直流電源電圧が変動しても、疑似交流の周波数-電圧特性を所定の特性に維持できる空調用インバータ装置を提供する。【構成】 直流電圧検出手段9が直流電源11の実際の直流電圧を検出し、制御装置6は、直流電圧が所定の公称電圧であるときに、パルス幅変調により所定の周波数-電圧特性の可変周波可変電圧疑似交流電圧を生成するとともに、直流電圧が公称電圧よりも変動したとき、公称電圧に対する変動の度合に応じ、パルス幅を縮小または拡大して所定の周波数-電圧特性を維持する。また、所望の電圧を得るに不十分な直流電圧であるときは、その直流電圧で得られる最大の交流電圧を周波数に係わらず出力するようにし、また、電流検出手段10により電流値を検出し所定の許容値に制限するように周波数を下降させるか、または、直流電圧値に応じて最大周波数を制限して過大電流による圧縮機5が停止に至るのを防止することもできる。
請求項(抜粋):
直流電圧をパルス幅変調により可変電圧可変周波数の疑似交流電圧に変換し、前記疑似交流電圧の電圧を周波数に対して所定の一意関係で変化させて空調用の電動圧縮機を駆動するインバータ装置において、前記直流電圧を検出する直流電圧検出手段と、前記周波数-電圧特性を実現するとともに、装置全体の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記直流電圧が所定の公称電圧から変動したとき、前記公称直流電圧時に前記周波数-電圧特性を実現するパルス幅を実際の直流電圧に応じて変更して疑似交流電圧を生成することにより、前記周波数-電圧特性を維持するように制御するとともに、前記直流電圧が前記周波数-電圧特性を満足する所望の交流電圧を得るに不十分であるとき、その直流電圧で得られる最大の一定交流電圧を周波数に係わらず出力するように制御する空調用インバータ装置。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平3-074174
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-074174

前のページに戻る