特許
J-GLOBAL ID:200903069084239092

芳香族ポリカーボネートおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 正孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-204181
公開番号(公開出願番号):特開平7-053709
出願日: 1993年08月18日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【構成】 芳香族ジヒドロキシ化合物と芳香族炭酸ジエステルを加熱溶融下反応させて得られた芳香族ポリカーボネートであって、該芳香族ポリカーボネートは、(1)遊離芳香族モノヒドロキシ化合物の含有量が30ppm以下、(2)遊離芳香族ジヒドロキシ化合物の含有量が50ppm以下、且つ(3)遊離芳香族炭酸ジエステルの含有量が50ppm以下であることを特徴とする芳香族ポリカーボネート。この芳香族ポリカーボネートは、反応後粉砕して特定粉末状とし、粉末状を維持しながら加熱して、真空下または不活性ガス流通下に保持することにより製造される。【効果】 毒性、腐食性、成形時での焼け、分子量低下、成形時の物性低下などの問題が低減された高品質の芳香族ポリカーボネートが提供される。
請求項(抜粋):
芳香族ジヒドロキシ化合物と芳香族炭酸ジエステルを加熱溶融下反応させて得られた芳香族ポリカーボネートを、平均粒径が2000μ以下の粉体状で、80°C以上で粉体状を維持し得る温度条件下に、且つ1mmHg以下の真空下あるいは不活性ガス流通下に保持することを特徴とする、(1)遊離芳香族モノヒドロキシ化合物の含有量が30ppm以下、(2)遊離芳香族ジヒドロキシ化合物の含有量が50ppm以下、且つ(3)遊離芳香族炭酸ジエステルの含有量が50ppm以下である芳香族ポリカーボネートの製造方法。
IPC (3件):
C08G 64/30 NPY ,  C08G 64/30 NPU ,  C08G 64/04 NPT

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