特許
J-GLOBAL ID:200903069094752847

流体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-089705
公開番号(公開出願番号):特開2000-283211
出願日: 1999年03月30日
公開日(公表日): 2000年10月13日
要約:
【要約】【課題】 振動が入力される受圧室内に傘部材を配設して、該傘部材の周囲に狭窄流路を形成した流体封入式防振装置において、狭窄流路を通じての流体の流動作用に基づく防振効果が、有効に且つ安定して発揮されるようにすること。【解決手段】 傘部材20の外周面に対向位置して狭窄流路80を形成する受圧室74の周壁部の少なくとも一部を、弾性変形可能なゴム壁部44,44で構成すると共に、該ゴム壁部44を、厚肉ゴム壁部50と薄肉ゴム壁部52で構成し、且つ該厚肉ゴム壁部50を、ゴム壁部44の周方向で30〜70%の長さとした。
請求項(抜粋):
互いに離間配置された第一の取付部材と第二の取付部材を本体ゴム弾性体で連結すると共に、該本体ゴム弾性体で壁部の一部が構成されて非圧縮性流体が封入された受圧室を形成する一方、該受圧室内に収容配置されて主たる振動入力方向に略直角な方向に広がる傘部材を、前記第一の取付部材で支持せしめることにより、該傘部材の外周面と該受圧室の内周面の間に、振動入力時に流体流動が生ぜしめられる環状の狭窄流路を形成した流体封入式防振装置において、前記傘部材の外周面が主たる振動入力方向に略直角な方向で対向せしめられた前記受圧室の周壁部における周方向の少なくとも一部を、変形可能なゴム壁部とすると共に、該ゴム壁部を厚肉ゴム壁部と薄肉ゴム壁部で構成し、且つ該厚肉ゴム壁部を、該ゴム壁部の周方向で30%〜70%の周方向長さとしたことを特徴とする流体封入式防振装置。
IPC (3件):
F16F 13/14 ,  F16F 13/18 ,  F16F 13/10
FI (3件):
F16F 13/00 620 V ,  F16F 13/00 620 Q ,  F16F 13/00 620 D
Fターム (6件):
3J047AA03 ,  3J047CA02 ,  3J047CA17 ,  3J047CD02 ,  3J047FA02 ,  3J047FA03

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