特許
J-GLOBAL ID:200903069102714909

無孔ダイヤフラムを用いたガス容器用弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 敏之 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-507585
公開番号(公開出願番号):特表平10-504091
出願日: 1995年08月15日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】ぬれ領域が最小になるようにしたガス容器用弁(1)であって、該弁は、弁部材(19)、無孔ダイヤフラム部材(37)及び弁棒(51)が一体になった弁装置(53)を具えている。弁棒は、ねじ部付きスタッド(59)と、該スタッド(59)に螺合された弁棒シャフト(61)を含んでいる。ねじ部付きスタッド(59)、ダイヤフラム部材(37)及び弁部材(19)は、弁部材(19)の中央の盲孔(29)を通してYAGレーザー溶接にが施されて融接される。弁棒シャフト(61)のリム(67)は、ねじれ負荷を吸収する一対のワッシャー(75)(77)を介して、ダイヤフラム(37)を、溶接部(71)の外側でクランプする。圧縮コイルばね(91)が、ぬれ領域の外側で、弁棒シャフトの肩部(95)に当接し、弁を開位置に付勢する。ダイヤフラム部材(37)は、金属キャップ(43)に支持された弾性ブッシングによって上方に戻される。
請求項(抜粋):
圧縮ガスが入れられたガス容器に使用される弁であって: 弁チャンバーと、該弁チャンバーに夫々連通する入口通路及び出口通路を有する弁胴; 入口通路を塞ぐと閉位置となり、入口通路から離間すると開位置となり、閉位置と開位置との間で、弁チャンバーの中を移動可能な弁部材; 入口通路の反対側で弁チャンバーの可撓性壁を形成する無孔ダイヤフラム部材;及び 弁胴の中を往復移動可能な弁棒手段を具えており、弁部材と弁棒手段との間に無孔ダイヤフラム部材を介在させた状態で、弁部材、無孔ダイヤフラム部材及び弁棒手段を共に融接することにより、ダイヤフラム部材に孔をあけることなく一体化された弁装置を形成しており、弁棒手段の往復移動によって、弁部材が、開位置と閉位置との間で移動できるようにしている、ガス容器用弁。

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