特許
J-GLOBAL ID:200903069105834000

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-211728
公開番号(公開出願番号):特開平5-050838
出願日: 1991年08月23日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】 ヒータコアに常に温水が流れるバルブレス仕様の場合でも、MAX・COOL時における冷風の温度上昇を抑えて、MAX・COOLを保証することを目的とする。【構成】 ヒータコア5を上流側と下流側から包み込むようにして、一方がヒータコア5の上流側コア面を塞ぐとともに、ヒータコア5を迂回する冷風路18を遮るように配され、他方がヒータコア5の下流側コア面を塞ぐとともに冷風路18を遮るように配された2枚のフィルム状エアミックスダンパ13、14を備える。この2枚のエアミックスダンパ13、14は、それぞれ開口部13a、14aを有し、駆動軸15の回転に応じてヒータコア5の上流側コア面および下流側コア面に沿って移動することにより、各開口部13a、14aの開口位置が移動する。
請求項(抜粋):
車室内に送風空気を導くケーシングと、このケーシング内に配されて、通過する空気を温水との熱交換によって加熱するヒータコアと、前記ケーシング内で前記ヒータコアを迂回する冷風路が形成され、この冷風路を通過する空気量と前記ヒータコアを通過する空気量との割合を調節するエアミックス手段とを備えた車両用空気調和装置において、前記エアミックス手段は、前記ヒータコアを上流側と下流側から包み込むようにして、一方が前記ヒータコアの上流側コア面を塞ぐとともに前記冷風路を遮るように配され、他方が前記ヒータコアの下流側コア面を塞ぐとともに前記冷風路を遮るように配され、それぞれに開口部が形成された2枚のフィルム状ダンパと、前記各開口部が、前記ヒータコアの上流側コア面と下流側コア面あるいは前記冷風路を同じ割合で開口するように前記2枚のフィルム状ダンパを移動させる駆動手段とから成ることを特徴とする車両用空気調和装置。

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