特許

J-GLOBAL ID：200903069106300360

車両用サスペンション制御装置

発明者： 福山 研輔
出願人/特許権者： 日産自動車株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-126234
公開番号（公開出願番号）：特開平5-319055
出願日： 1992年05月19日
公開日（公表日）： 1993年12月03日
要約：

【要約】【目的】 車両に駆動スリップが発生した時に、駆動トルクに応じて輪荷重を制御して走行安定性の向上を図る。【構成】 各車輪の車輪速センサ27FL〜27RRとエンジン回転数センサ28の検出信号を入力し、これらの検出信号に基づいてトランスミッション装置の変速ギヤのギヤ位置を判断し、ロール剛性ゲインの前輪側配分αを駆動トルクの大きい低速ギヤでの走行時には大きくし、駆動トルクの小さい高速ギヤでの走行時には小さくするようなコントローラ30を備える。

請求項（抜粋）：

前輪側及び後輪側の少なくても一方に配設され、旋回走行時の車体のロールに対する抗力を所定のロール剛性に基づき発生させるアクチュエータと、各車輪の車輪速を検出する車輪速検出手段と、該車輪速検出手段の検出信号を入力し、これに基づいて駆動輪がスリップ状態であると判断された場合には、該駆動スリップに起因した車両のステア特性の変化を抑制する方向に前記アクチュエータのロール剛性の前後配分を調整してロール制御を行う制御手段とを備えた車両用サスペンション制御装置において、トランスミッション装置の変速ギヤのギヤ位置を判断するギヤ位置判断手段を設け、該ギヤ位置がロー側位置になる程、前記制御手段で前記ステア特性変化を抑制する方向へのロール剛性の前後配分の調整量を増加させるよう制御することを特徴とする車両用サスペンション制御装置。

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平3-231014
  
• 特開平2-003511
  
• 特開昭59-156812
  
• 特開昭62-275814