特許
J-GLOBAL ID:200903069117775378
誘導機制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-138440
公開番号(公開出願番号):特開平8-009682
出願日: 1994年06月21日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】本発明は、商用同期切り替えのできる誘導機制御装置を提供することにある。【構成】本発明は、誘導機の1次電流を磁束発生電流成分と,トルク発生電流成分とに分離して制御する誘導機制御装置において、前記誘導機の回転速度を1次電流と端子電圧の検出値または基準値から演算する速度推定手段と、前記誘導機の回転速度の指令値と前記速度推定手段から出力される速度推定値とを比較し,その誤差をトルク指令値として出力する速度制御手段と、前記誘導機の端子電圧位相または端子電圧位相の指令値と,定周波数電源電圧の位相とを比較して位相誤差を出力する位相比較手段と、前記位相比較手段の出力を濾波するフィルタとを備え、前記フィルタの出力を前記誘導機のトルク発生電流成分の指令値として用い、前記定周波数電源電圧位相と前記誘導機の端子電圧位相を所定の位相差に保持しているので、速度センサが不要で、安定かつ高い速度制御精度を有すると共に商用同期切り替えを行うことができる。
請求項(抜粋):
誘導機の1次電流を磁束発生に寄与する電流成分と,トルク発生に寄与する電流成分とに分離して制御する誘導機制御装置において、前記誘導機の回転速度を1次電流と端子電圧の検出値または基準値から演算する速度推定手段と、前記誘導機の回転速度の指令値と前記速度推定手段から出力される速度推定値とを比較し,その誤差を増幅してトルク指令値として出力する速度制御手段と、前記誘導機の端子電圧位相または端子電圧位相の指令値と,定周波数電源電圧の位相とを比較して位相誤差を出力する位相比較手段と、前記位相比較手段の出力を濾波するフィルタとを備え、前記フィルタの出力を前記誘導機のトルク発生に寄与する電流成分の指令値として用い、前記定周波数電源電圧位相と前記誘導機の端子電圧位相を所定の位相差に保持することを特徴とする誘導機制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平1-177895
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特開平4-021387
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特開平3-007083
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