特許
J-GLOBAL ID:200903069120160252

印刷用塗工紙

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-330391
公開番号(公開出願番号):特開平7-189179
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 良好な塗工状況下で高速ブレード塗工による製造が可能であり、高い印刷光沢と良好な着肉性を有する印刷用塗工紙を得ること。【構成】 置換度が0.03〜0.1、好ましくは、0.04〜0.1のアセチル化澱粉、好ましくは、アセチル化タピオカ澱粉を、好ましくは過硫酸アンモニウムを用いて酸化変性すると同時に糊化した澱粉糊液の粘度が、固形分濃度35%、60°Cの条件下で15〜100mPa・sであり、これを塗被液全固形分中に3〜12重量%配合し該た塗被液を用いて支持体上に塗工、乾燥してなる印刷用塗工紙。【効果】 アセチル化澱粉を過硫酸アンモニウムを用いて自家変性した低粘度化された澱粉糊液を塗被液の接着剤として配合することにより、塗被液の高濃度化と保水性向上による高速塗工適性が得られ、更に、塗被液の高濃度化により良好な着肉性と高い印刷光沢が得られる。
請求項(抜粋):
置換度0.03〜0.1のアセチル化澱粉を酸化変性化と同時に糊化してなる糊液で、35%の固形分濃度の粘度が15〜100mPa・s(60°C)の該糊液を、塗被液全固形分中に3〜12重量%配合してなり、該塗被液を用いて支持体に塗工、乾燥してなるものであることを特徴とする印刷用塗工紙。

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