特許

J-GLOBAL ID：200903069120393184

車両用ディスクブレーキのピストン

発明者： 渋澤 美文
出願人/特許権者： 日信工業株式会社 ,  本田技研工業株式会社
代理人 (1件)： 木戸 一彦 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-214352
公開番号（公開出願番号）：特開平11-063047
出願日： 1997年08月08日
公開日（公表日）： 1999年03月05日
要約：

【要約】【課題】 ブレーキ操作子の操作フィーリングに違和感を与えることなく、ブレーキの作動遅れを極力解消する。【解決手段】 ピストンシール8が摺動するピストン7の外周面7aに、無電解Ni-Pメッキ層の下地層14と、無電解Ni-Pメッキ層に、ピストンシール8に対して非粘着性で、且つ低摩擦係数を持つ合成樹脂微粉末を含ませた無電解Ni-P複合メッキ層の表面層15とを施す。表面層15中の合成樹脂微粉末の共析量を10〜20vol%とし、表面層15の表面粗さを8S以下に設定する。

請求項（抜粋）：

キャリパボディのシリンダ孔に収容されるピストンを、シリンダ孔内に嵌着される環状のピストンシールにて液密且つ移動可能に弾持し、該ピストンシールと摺接するピストンの外周面に、無電解Ni-Pメッキ層でなる下地層と、無電解Ni-Pメッキ層に、前記ピストンシールに対して非粘着性で、且つ低摩擦係数を持つ合成樹脂微粉末を含ませた無電解Ni-P複合メッキ層でなる表面層とを施した車両用ディスクブレーキにおいて、前記表面層中の合成樹脂微粉末の共析量を10〜20vol%とし、該表面層の表面粗さを8S以下に設定したことを特徴とする車両用ディスクブレーキのピストン。

IPC (3件)：

F16D 65/20 ,  C23C 18/52 ,  F16J 1/02

FI (3件)：

F16D 65/20 B ,  C23C 18/52 ,  F16J 1/02

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平3-277868
  
• ディスクブレーキ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-352938   出願人：トキコ株式会社
• 樹脂製ディスクブレーキピストン
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-338628   出願人：住友ベークライト株式会社
• 特開平3-277868