特許
J-GLOBAL ID:200903069127090047

蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-058949
公開番号(公開出願番号):特開平7-269419
出願日: 1994年03月29日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 燃料カット解除後にパージを再開しても空燃比に与える擾乱を小にすることの可能な蒸発燃料処理装置を提供する。【構成】 通常走行時は空燃比センサ121で検出される空燃比を所定の目標空燃比に制御するべく、制御部15で空燃比補正係数FAFおよび燃料噴射弁111の開弁時間が決定される。さらにFAFに応じてパージ弁142の開度が決定される。燃料カット時には圧力センサ134で検出される燃料タンク13内圧力と燃料カット時間に基づいてキャニスタ14に吸着される蒸発燃料量を推定し、この推定量に応じて燃料カット解除後のパージ再開時のパージ弁の初期開度が決定される。
請求項(抜粋):
内燃機関の燃料タンクから蒸発する蒸発燃料を吸着するキャニスタと、前記キャニスタと吸気管とを接続するパージ管に設置され、吸気管内にパージされる蒸発燃料量を制御するパージ弁と、内燃機関の排気管に設置される空燃比検出手段と、前記空燃比検出手段によって検出される空燃比を所定の目標空燃比に制御するために空燃比補正係数を演算する空燃比フィードバック制御手段と、前記空燃比フィードバック制御手段で演算された空燃比補正係数に基づいてパージ率を制御するパージ率制御手段と、前記空燃比フィードバック制御手段で演算された空燃比補正係数に基づいて燃料噴射弁の開弁時間を制御する燃料噴射弁制御手段と、を具備する蒸発燃料処理装置において、燃料タンク内での燃料蒸気発生量を代表する状態量を検出する燃料蒸気発生量検出手段と、パージが禁止されている時間を積算するパージ禁止時間積算手段と、前記燃料蒸気発生量検出手段によって検出された燃料タンクでの燃料蒸気発生量を代表する状態量および前記パージ禁止時間積算手段において積算されたパージ禁止時間とを加味してパージ再開時のパージ率初期値を設定する再開パージ率設定手段と、をさらに具備する蒸発燃料処理装置。
IPC (4件):
F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08 ,  F02D 41/02 330 ,  F02D 45/00 364

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